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Profile
HN:
Yutaka
性別:
男性
職業:
大学4年生
趣味:
いたずら
自己紹介:
アスレチックトレーナーになるべくアメリカはミシシッピ州にある The University of Southern Mississippi にて修行中。

コメント・ご連絡お気軽に。

yutaka2@hotmail.com
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 僕が留学生活を始めた1年目。寮生活、学校生活、そして英語にもだんだん慣れてきた時だった。


 当時ルームメイトだったメキシコ人のパブロが前日お酒を飲みすぎだった僕を夜中の3時頃に起こしに来た。


 「Yutakaサン デンワダヨ mom ダヨ」 と。


 こんな時間にふざけんなよ~と思いながらも、日本からの急な電話にはいつも心の準備をある程度する。


 すると、


 「大変よ。i君が亡くなったの。。」 という報告だった。


 いくら急でもその状況を冗談としか捕らえられなかった僕は、つい親に怒鳴った。


 眠気もだんだん覚めてきて、とうとう心臓の音が激しくなってきたのを今でも鮮明に覚えてる。


 
 何をしていいのか全くわからなくなった僕は、パニックになっていた。意味もなく誰もいない寮の渡り廊下を何度も行き来していた。


 数時間後仲の良かったよくiとも一緒にいた奴からも電話があった。


 頭が真っ白になり、身動きが取れなくなってしまった。


 
 


 あれから5年目が経とうとしている。 


 昨日iのお墓参りをしてきた。 両親とも話してきた。 僕らと面会してくれ、しかも笑顔を振る舞いiの思い出話をしてくれているご家族の方が凄いなと感じた。 もし僕がその立場にいたら笑顔など振舞えるか。。と。


 
 iとは高校時代同じ野球部で汗を流した中。2,3年時はクラスメイト。よく遊んだ。


 通学に2時間近く掛けたiは1年生の時厳しい練習と上下関係で人一倍潰れていた。


 1年生のある日ボールを握らせてもらえず外野を一緒に走っていた時、iは空を見てこう言った、


 「俺ん家めちゃくちゃ遠いけど、この空は繋がってんだもんな~ ああ家帰りて~~」 


 その空にiは今舞っている。それは日本でもアメリカでも一緒。空には壁が無いからね。


 向こう帰ってもまた頑張れそうだよ~
 
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感謝!。
今でも彼の事を忘れず、私達に声を掛けて下さる親友に感謝。私達は親友の元気な顔、声が何よりの心の支えです。今、彼との夢だった事を叶えられる様頑張っています。又、都合がついたらいつでも声を掛けてください。お待ちしています。
i 2008/01/09(Wed)23:27:48 編集
今度は…。
一緒にいけたらいいな。

オレもよく、iさん宅にはお世話になってんだ。
病院が近い事もあってさ。。。
きのした。 2008/01/07(Mon)09:39:03 編集
awesome
ふかすぎます。
私もいちはやく、自分を成長させられるよう、日々を少しでも有意義に過ごし、またその意味を考えることができたらとおもいます。
お互いがんばりましょう!!!
tanabe masaru 2008/01/07(Mon)00:42:49 編集
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