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Profile
HN:
Yutaka
性別:
男性
職業:
大学4年生
趣味:
いたずら
自己紹介:
アスレチックトレーナーになるべくアメリカはミシシッピ州にある The University of Southern Mississippi にて修行中。

コメント・ご連絡お気軽に。

yutaka2@hotmail.com
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 この度新しいサイトにてブログを開設いたしました。


 blog.livedoor.jp/yutakadesukedo/


 これからもどうぞ宜しくお願いいたします。


 Yutaka
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 高校3年生の時、最終進路希望調査票というものを記入した。


 第一志望: アメリカ留学

 第二志望: アメリカ留学

 第三志望: アメリカ留学
 


 と書いた事を今でも覚えている。


 まあ僕の性格上、これは「冗談のつもりで」 と思った先生もいたかもしれないが、僕はいたって本気であった。


 当時の英語の先生には、「無理よ」 とあっさり言われた。


 担任の先生には、「とりあえず日本の大学で落ち着けば?」 とも言われた。



 「無理」というのは、「ウルトラマンになる」 とかそういう事と僕自身は思っていた。


 あと、「とりあえず」 って言葉も嫌だった。


 そんな事を言われてから、「絶対留学してみせる。」 と自分に挑戦状をたたきつけた感覚だったのを覚えている。


 
 そんな「挑戦」から7年が過ぎた。 


 
 挑戦は『卒業』という形まで来た。


  
 アメリカ留学生活を振り返ってみると、いくつもの壁にぶち当たってきた。 



 月日が経つたびにその壁は形を変えたり大きくなってきたけど、越える度に今まで以上に強くなれた気がした。


 
 昨日卒業式中、天井につるされたアメリカ国旗を見つめてみた。



 色んな事が脳裏によみがえってきた。



 もはや自分にとって第二の故郷。 アメリカ。


 
 自分を育ててくれた国。 アメリカ。
 
 
 

 留学はこれで終わり。 やっとスタートラインに経ちました。


 明日から、「アメリカ生活」 に入ります。

 
 
 
 そしてこのブログを終えようと思います。 これは自分の学生生活やこれから留学を考える人へのアドバイスを綴るものが目的だったので。




 長い間、このブログを読んで頂きありがとうございました。
 
 
 PICT2619.JPG
 
 
    Yutaka
 


 
 

 


 

 



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 卒業式に身に着けるネクタイの色は「濃い色」という指定です。


 スクールカラーに合わせて明るいゴールド系色のネクタイをつけようとしたのでちょっと残念。


 ってなわけで、今日はこれを着けます。

PICT2597.JPG
  

  ミッフィーとグラジュエイトします。












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 久しぶりの野球部練習。 5月に入り一層湿気を増してきたミシシッピ。 練習前にまいた水が蒸気として練習中グランドを覆う。 蒸した芝生の匂い、風で巻き起こるグラウンドの土、新鮮ささえ感じた。



 野球は自分にとって切っても切れない存在なんだと感じました。


 
 練習後には卒業式に着るガウンと帽子をもらってきました。 


 留学を夢見た時自分のガウン姿が描けなかっが、今鏡の前にそれがあることが信じがたかった。


 式当日は感極まっちゃうかもよ。 僕が感涙が弱いんで顔がクシャクシャになりそうだわ。

 PICT2593.JPG



ガウン・帽子にあわせて、卒業アルバムももらって来ました。 

 



 アメリカのアルバムは日本のそれとは違く、その年に学校に在籍している生徒全員が写真として載る事ができるんです。それも決して強制的ではありません。 


 僕はちなみに撮影日程をまったく聞いておらず写真は撮れませんでした。


 それでも自分の通った学校だし、仲間も多く載っているので良い思いでです。


 しっかりしたハードカバーの本だけど、表紙に乾いたコーンがへばりついているのには驚きました。



 コーン一粒でも僕は許しません。せかっくの記念です、奇麗なものと交換してきました。


 
  



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 トレーニングルームで仕事中、何かの拍子で背中を痛めてしまいました。 呼吸をするだけで痛みが走るのは久しぶりです。 卒業前に限ってついてないですね。



 アメリカでは今NBAがプレーオフで盛り上がっています。 地元のニューオーリンズ・ホーネッツは "One of the hottest team" (=今一番熱いチームの一つ)としていつにない快進撃で頑張っています。 MVP候補、クリース・ポールも熱いです。


 日本では一足先にプロバスケットリーグが先日07-08シーズンが終了したようです。


 優勝は3年連続で、大阪エヴェッサ。 


 2005年に発足したこのBjリーグ。 徐々に人気が上がってきているようですが、まだまだバスケットボール界においての飛躍を期待したいです。

 
 それでも僕はこのBjリーグをかなり注目しています。


 その訳も、今回3連覇を達成した大阪に中学校の先輩がいるからです。

 
 k.JPG 




  波多野 和也選手。 チームの大黒柱です。



 



バスケ部エースだった波多野さんのプレーは野球をやっていた僕でも、「凄い」と感じました。 


 背が高く、かっこよくて、ファッションセンスも抜群。 ブラジル出身で3ヶ国語喋れる能力も全て憧れの存在でした。

 
 バスケ部が外で練習していた時、ピッチャーだった僕らのトレーニングはバスケ部のすぐ横でした。


 その時交わす偉大な先輩との会話が緊張しつつも、どれだけ嬉しかったことか鮮明に覚えています。


 あの時教えたカーブボールの投げ方まだ覚えてるかな??


 
 中学校以来連絡は取ってないけれど、3連覇おめでとうございます!と伝えたいです。


 そして将来のNBAのコートで彼の活躍する姿を見てみたいです。

 

  


 



 



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 卒業式の2週間後辺りに現在住むミシシッピ州を離れる予定です。 


 そんなミシシッピ生活もカウントダウンに入っています。


 昨日は州内にある唯一のマイナーリーグチームである、Mississippi Braves の試合を観戦してきました。


 Braves で仕事をされていた方がチケットを手配してくださり、最後に好きな野球の試合を見に行ける事が出来ました。


 このチームには韓国人のピッチャーが1人います。 韓国プロ野球での経験はありませんが、アメリカに来て着実にメジャーへの階段を上ってきている選手です。

 DSC01569.JPG                   
   
 この日は登板がありませんでしたが、将来のメジャーリーガーと交流が取れました。 


 同じアジア人として頑張って欲しいです。




 ちなみに Braves には3割を打つ打者が1人もいませんでした。。。。

 





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 木曜日に学生生活最後のテストを受けてきました。


 国家試験も受かって完璧に終わらせたかったですが、それは次のゴールという事で。

 
 まだいまいち実感が湧かないけれど、来週は卒業式。 あっという間です。




 そういえば5月1日はスポーツ界に衝撃が走った日。


 1994年のこの日、F1界のスター「音速の貴公子」として知られたアイルトン・セナがこの世を去った日です。
 
jj.JPG
 当時小学生だった僕は、周りの友達とは違った趣味の一つとして「F1」がありました。 

 
 兄の影響で見ていたこのスピードの限界を超えた戦いが少年の僕の目には凄くかっこよく映り、レーシングカーの絵を描いたりプラモデルを買って作っていたのを覚えています。


 マクラーレン・ホンダを操るブラジルの貴公子は、どんなカーブでもブレーキを使わずにアクセルだけでスピードを調節するいう技術を駆使して、何度もチャンピョンに輝きました。 


 車の免許を取る時、彼の技をどうしても極めたく教習所でブレーキをなるべく使わない走行をして怒られた事もしばしありました。


 そんな彼は94年のサンマリノグランプリにて左カーブでコントロールを失い、壁に激突。車のサスペンションの一部が頭蓋骨に突き刺さり即死だった。


 http://youtube.com/watch?v=SlzG0362xyI

 
 F1レーサーになりたいわけでもなかったけど、彼のかっこよさやパフォーマンスにとにかく魅かれていた。 そんな彼の死を耳にした時にはショックだった。


 
 そんな一昔のことを考えていた今年の5月1日でした。。
 

 


 



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 昨日ある野球中継をテレビで見ていました。


 野球部に帯同し始めて、留学当初分からなかった 「野球語」 がテレビを見ててもだんだん分かってきました。


 スポーツ用語を勉強するにはアスリートと共に時間を過ごすのが一番だと思う。 

 
 辞書で用語を調べても、実際どの言葉がどれだけの頻度で使われているか差があるしね。


 もう一ついいのが、テレビ中継。 アナウンサーの巧みな表現方法からは毎日色々学んでいる。


 例えば昨日、


 "The curveball is his bread and butter pitch." という言い回しを耳にした。


 たいていの英語のことわざは僕ら日本人が直訳しても分からない。 日本語と一緒で風情やその国の歴史が言葉のルートとなっている。


 でも、"Bread and Butter" って何ぞや?

 
 悔しいけどネットで調べた。 そしたら、


 A player's greatest or most reliable skill. (=選手の一番自信のある持ち球など) 


 だった。 もともと "Bread and Butter" は英語のことわざで「主要な収入源」「生活の糧」 とかいう意味らしい。


 それが野球にも応用されて、「カーブボールは彼の持ち味」 みたいな意味で使われるんでしょう。


 
 専門用語って分かると面白いです。そして実際使われているのを聞くと凄く嬉しい気分になります。


 

 たった今、昨日学んだばかりの言葉がニュースで使われていました、 "Moon Shot" 


 さてどんな意味でしょう? 答えは次回!!







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 何を隠そう僕はボールフェチ。イワユル「玉好き」です。


 アメリカに来てから、かなりの野球ボールを集めています。 サインボールだったり、イベントボールだったり。 今ではそのコレクションは結構貯まってきていて引越しの際は、ボールが一番荷物としてかさばるのではないかとちょっと心配です。


 なぜ集めるのか? 思い出? 記念? まあそんな思いを通り越して、僕はボールに魅力を感じるから集めます。


 特に大リーグ。 単純なボールの発想を覆されました。

  
 2007-All-Star-Game-Baseball.jpg      
 左のボールは、記憶に新しい昨年イチロー選手がMVPに輝いたオールスターゲームでのもの。

 
 イベントのロゴはもちろんのこと、ボールの刺繍の色にこだわりがあります。 


 オレンジと黒は、開催地のサンフランシスコ・ジャイアンツのチームカラー。 ボールに込められたMLBの各チームに対する感謝と地元ファンの誇りが伝わってきます。



 右のボールは、連続試合出場記録を樹立した鉄人カル・リプケンJr. の引退記念ボール。 Cal-Ripken-Retirment-Baseball.jpg

 
 彼が引退する年のメジャーリーグの試合全てこのボールが試合球として使われました。


 1人の選手に対する思いをこういう形として表現する事が常識を覆します。 記録を達成して花束での祝福とかではなく、選手・ファン達が一番身近に触れるベースボールに込めた思い。熱いです。


 そして今日見つけたボールがこれ。


 pMLB2-4714733dt.jpg                         

  「ヤンキースタジアム取り壊し記念ボール」。


  今年で長年の幕を閉じる歴史のあるヤンキースの本拠地であるヤンキー・スタジアム。 

 
 ヤンキースタジアムでの試合全てにこのボールが使用されているそうです。



 
 選手・ファン・そして野球をする上で必要なスタジアムにまでも思いを込めるアメリカンベースボール。



 
 そして僕みたいな野球ファンからどんどんお金を奪っていくアメリカンベースボール。 


 
 素晴らしいです。
 





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 イチロー選手は日本球界にいた頃、あるオールスター戦でピッチャーとして登板したことがあるのは皆さん知っているでしょうか?


 そして新庄選手も阪神時代は野村監督の一言でオープン戦に登板したこともあります。


 
 高校時代はピッチャーをやっていたというプロ野球選手はそう珍しくないもの。 


 あの清原だって高校時代は甲子園でも登板したしね。



 でも、いくらピッチャー経験があるからといって1年以上投げていない内野手に突然9回の表投げさすのはどうだろうか?


 2番手サードとしてココ最近試合に出ていなかったJが、緊急登板をすることになった。 それもサード用のグローブで。 実にアメリカらしい。

 JF.JPG


 野球部に1年近く帯同しているけど、Jにピッチャー経験があるということは全く知らなかったし、ピッチャーであったという面影も全く感じない。 ただいえるのは、ピッチャーにありがちな独特の性格と常にポーカーフェイスだということくらい。


 試合は大量失点を喫し、もう捨て試合だった。 もう怒りを通り越して笑いが止まらない監督はベンチで、


 「おい、ピッチャー経験のあるやついるか?」 という質問に対して、Jはふざけ半分でYESと答えてしまった。


 だれがこれを登板指令として捕らえただろうか。



 すぐさまブルペンに駆け込み、肩を作り始めた。 何度も言うようだがサード用のグローブで。



 もちろん相手はそんな事は全く知らず、普段投げているピッチャーだと思っただろう。



 でも味方ベンチは笑いの渦。 だって全然ピッチャーぽくないんだもの。


 
 それでもカットボール、スライダーと旨く使い分け1三振を含むパーフェクトピッチ。



 今日登板したピッチャー陣の中で一番良かったのがJでした。



 ストライクを取るごとに湧き上がった球場の異様などよめきに、相手は戸惑ったことでしょう。



 





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 今NBAの中継を見てて思ったんだけど、結構選手はトラベリングしてる気がする。 

 
 まあ審判は機械じゃないから見逃してしまうこともあるかもしれないけれど、ある程度の点差が付くとノーマークでダンクに行く際、結構歩数を甘く見ていると思う。


 プロはある意味見せモノだし、ファンを魅了する上ではありえる話だ。


 
 土曜日の試合中、ある程度の点差が付き9回表の相手の攻撃だった。


 序盤長引いてしまった試合は、後半になって勝敗が明らかになり観客もとうとう帰途についていた。



 低めのボールと見られる球を球審はストライクとコール。


 2アウトランナー無しで、試合終了寸前での出来事だった。


 バッターは誤審に対して猛抗議。暴言を吐いたのか即退場だった。 すぐに監督が彼をかばいに球審に駆け寄るも時既に遅し。


 観客からは無意味な抗議に対してのブーイングと、雰囲気を読め的な相手に対する罵声も。



 無理も無い。スポーツ界には暗黙の了解みたいなものって沢山あるしね。 このケースなんてそれを代表するものではないかと思う。 


 どのスポーツでも試合の後半に勝敗が明らかな場合は結構見られる気がする。


 大リーグの審判員を目指す友達の影響で、最近はどのスポーツでも審判にも注意して目をやることが多くなってきた。


 それだから今回の件は審判側から見て仕方の無いことなのかな~なんて思っていました。




 本当はあってはいけなんだけどね(笑)

 





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 今日は僕の中でNO.1となる試合でした。 8回裏3点差を逆転して勝利。 


 ちょっと元気の無かった僕に力を与えてくれました。


 リーグライバルに3連勝。 全米ランキングにもそろそろ入り込むんじゃないかな。。。


 そういえば昨日から今日にかけて色んな人から連絡が入ってきます。


 「ラジオ聞いたぞ。 何インタビューなんて受けてんだよ!?」 みたいな感じで。


 そう、実は昨日の試合前僕インタービュー受けてたんですよ。


 ラジオで、それも生で。 "Inside Dugout"(=ベンチの裏側)" みたいなコーなの中で。


 「何で JAPAN からわざわざこんなミシシッピの小さな大学に来たんだ?」 みたいな質問から始まり、野球部の事、学校の事、日本の事、などなど。 

   
 偏見みたいな部分も質問内容には感じたけど、インタビューを受けて悪い気はしませんでした。


 最後にリスナーの方に一言って言われて、

 
 「if you get hurt at the stand, i will come check on you right away!   Ganbare Eagles! Muchas Gracias!」 

 (= もしスタンドで怪我をされた場合は、僕がすぐに駆けつけますのでよろしく! 頑張れイーグルス! どうもありがとうございました。)


 と自慢のなんちゃってスペイン語も軽く披露してやりましたよ。

 
  
 それにしてもラジオを聞いていた人たちは、不意に変な英語を喋る意味不明の人物のインタービューを聞いてどう思ったんでしょうかね。






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 こういう形で報告はしたくなかったけど、アスレチックトレーナ認定試験残念ながら落ちてしまいました。


 自信があっただけにダメージは大でした。


 クラスメイトのほとんどが受かっただけに、取り残された感じです。



 もう終わったことだから思い返すのは無駄な試みなので、次のステップを踏むことに決めました。



 次こそは決めますぞエ。





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アメリカ人の性質っていうのかな、あまり事前通告を伝えてくれない事って結構あります。

  もちろんパーティーだとか旅行などのイベントとなると話は別です。だってクリスマスのデコレーションは待ちきれなくて10月くらいから始まる国だもの。

 僕が 言いたいのは生活においての細かいこと。

 今住んでるアパートは住み心地はいいし、緊急の時はすぐにデモ駆けつけてくれるし、こまめなメンテナンスのチェックもしてくれるんです。

 その中に含まれているが、殺虫剤サービス、エアコンフィルターチェック、消火器チェックです。

  すごいありがたいけれど、これらは事前に報告なしでやって来ます。まるで抜き打ちです。


  メンテナンスですけどーーーーーー ってバカでかいカッペの声とドアを叩く音が突然やってくると、洗濯したばかりのお気に入りのトランクスをキレイにたたむさすがの僕の手先もぶれてしまいます。


 ただ今日のシチュエーションはちょっとニューでした。

  僕は朝起きてトイレへ。 僕のアパートのトイレはユニットバスで物凄く広く1人暮らしということで、結構ドアを閉めずに用を足すことがしばしあります。

 そんな時にメンテナンスはやって来ます。

 必死に、僕今トイレでーす! って叫んでも玄関までは届かない朝一のカピカピな口からでる弱い声。


 メンテナンスは留守だと思い 容赦なく合鍵(愛カギ?)を使い入ってきます。


  僕今トイレなんですけど、今日は何の用? と叫ぶと、

 
 彼も気を使ってくれて、消火器をチェックしにしたメンテーーー ってわざわざ叫んでくれました。


  ぱっぱとチェックだけして帰ればいいのに、この田舎人の気質というか、沈黙が嫌いなようでトイレ中の僕と世間話をする始末。

 
 お前野球部応援してんのかメンテ?? 昨日の試合良かったよナンスーーー 

 って面倒くさい事になりかけたので、

 よく分からないっすよ。昨日も試合は見てないんですよ。


 って言ったら、


 グローブもあるし、バットもあるし、帽子もあるでねーかメンテ。  好きなんだろ野球よ!


 はいはい分かったよ。面倒くさい朝でした。

 できることならチェック済みの消火器を発射してやりたっかったです。





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 4時間に及ぶナがーい試合から戻ってきました。 


 あまりにも長い試合でお腹がすいたし喉も渇いてしまったので、試合後に残ってた弁当を4つくらいとゲーターエイドをとりあえず8本近く取ってきてやりました。 これで週末までもつでしょう。 全部ポテトフライトフライドチキンだけど。


 
 野球の試合中、正直トレーナーは暇です。 ましてや学生トレーナーが3人も4人もいればよっぽど。 2イニングごとに審判に水をあげに行って世間話するくらい。


 だから試合中は結構ついついボーっとしちゃうことがあるんだよね。


 でも僕はボーっとする時間はなるべく避けたいので、いつもしょうもないことでも「考える」癖をつけています。



 アイデアっていうのは全く違うことだったり、色んな考えのコンビネーションで浮かんできたりするもの。 考える癖をつければ、いずれは何か凄い事が生まれるんじゃないかなんていつも期待しています。



 ほとんどのアイデアが使えなかったりするけど、僕の頭の中では常に、


 「もし○○が●●だったら~~」 的な事ばかり考えています。



 だってアイデアってそういうものでしょう。
 


 今日今後活かされそうなアイデアが浮かんだので、ちょっと嬉しいです。



 さっそく現実化させていきたいと思います。


   



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 今日は違うリーグだけど同じミシシッピ州の学校との試合。 Mississippi State University (MSU) です。 


 同校は松坂・岡島の同僚であるレッドソックスのパベルボンが出た学校としても知られています。

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 普段からキャンパス内でMSUのシャツなどを身に纏った生徒を見ることは決して珍しくないこと。それだけ親近感があるし、そしてライバル校でもあるのです。


 そのため球場は超満員でした。その分ヤジもいつも以上に汚かった気がします。


 今日はとりあえず白星。 明日も同じ相手です。


 
 そういえば今日試合前に夜間クラスに行ってきました。


 相変わらずうちのヘッドトレーナーは純情じゃないくらいの南部なまりをカマすな~と途中笑いをこらえるのに大変でした。


 彼のこの声と、女の子より短い半ズボンを履く彼の姿ともう少しでお別れだと思うとちょっと寂しいです。


 そんな彼ですが、現在33歳。 全米の1部リーグに属する大学では、最年少のヘッドアスレチックトレーナーのようです。


 その最年少って部分が裏目に出ているのか、たまに大人げない行動が目立ったり、管理力に欠けているのかなんて勝手に思っていました。 


 それでもそんな若い年で上に立って指揮を執るということは凄いんですかね、やっぱり。 


 
 でも、日焼けサロンはもう行かないで欲しい。

 
 





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 週末の遠征で怪我人が更に増えてしまった我が野球部。 


 そのため急きょ朝にトリートメント。 上司は病院の予約やら保険のことやらでパンクしてました。 


 僕も手伝えることで彼女の事務作業をサポート。ほとんどは選手のプログレスノート(カルテのようなもの)を書き続けていました。


 監督曰く、今年は今までで一番怪我人が多い年らしい。 これって誰のせーなの?


 
 そんな朝のトリートメントが終わり、友達と新しく町に出来た日本食レストランへ行ってきました。

 
 店の名前は 「OISHI」 です。 「おいしー」 と読むのか、「大石」 と読むのか。。 でもオーナーは絶対大石さんじゃなさそうだし。。むしろ趙さんかな。


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 今までアメリカ国内で数々の日本食レストランを訪れてきましたが、共通して言えることは名前がふざけてるという事かな。 

 
 今回の「OISHI」をはじめ、「NINJA」、「SAKANA」 と色々。


 
 ちなみに参考までですが、僕のベスト3は、


 「YAKUZA」

  「MATANE」

  「BONSAI」


 今回のOISHIも上位に君臨すると思います。


 肝心な味のほうですが、おいしくないです。そして大石さんは存在しませんでした。 


 
 みなさんが海外で日本食レストラン開くとしたら何と名づけますか??



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 右足の腿の上部が朝から不規則的に痙攣を起こしています。 いつも通りズボンの右ポケットに携帯を入れると、まるで着信してるかのような感じです。 

 よく、そんなのありますよね? 震えてると思ったら何も無かったこと。 あれ何なんですかね・・


 
 そういえば昨日 "Our Body" と称された人体解剖の展覧会を見てきました。 


 気持ち悪い、エグイとかを通り過ぎて、こういう類を勉強する僕にとっては最高の勉強ツールであり、改めて人体の神秘を感じ取る事が出来ました。


 人の体は肌というふたを外すと、中はぎっしりと物が詰まっている凄いものです。


 
 その全てが奇跡的に機能し、人は生きている。 



 体内に異常があれば痛みとして警告してくれる。 今日1日中悩まされている二日酔いみたいなもんだ。



 また人は感情によっては、涙を流すという機能も備えている。 すごい。



 でもその複雑かつ単純なシステムが少しでもイカれると、連鎖的にダメージが生じて機能がシャットアウト=死に繋がる。



 実に深い。 そして面白い。



 あーなぜか鯵の開きが食べたい。
 
 
 

 





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 卒業後は今住んでいるアパートを出ることに決めました。 そのための手続きとして大家さんのリンダちゃんにその旨を伝えてきました。 


 当初年始めに更新した契約日より早い引越しで、本来ならば罰金のようなものが発生するのですが「それはいらない。ただ出るときに部屋を奇麗にしてくれれば」という彼女のご好意を頂きました。

 
 

 話は大きく反れ、先程ワシントン州にいる友達から連絡がありました。


 彼は今月の頭にアメリカにやってきたばかりの高校時代の友です。



 電話で彼と話しをしているのが実に不思議でした。



 お互いにアメリカに魅力があり、今こうして同じ大陸で異国の文化に触れていることが信じられない。



 なんだかふと留学当初の事を鮮明に思い出した。


 
 もうあれから5年か~~ 


 はえー

 



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 4月は怒涛の連戦月。 ほとんどがホームゲームの中、数少ないアウェイでのゲーム。 今日は2時間ほど離れたジャクソンに位置するアトランタブレーブスの傘下であるAAマイナーリーグのミシシッピ・ブレーブスが本拠地とする球場での一戦でした。 

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 相手は名門アラバマ大学。 

 
 両チームがアウェイということで、試合中はお互いの応援歌が流されました。


 隠れアラバマファンの僕にとっては、試合中流れる応援歌を聞いて軽く興奮しました。 でも気づいたらうちの選手達も結構口ずさんでいました。 


 地元ということで監督に直訴しローテーションをずらしてもらった先発投手が好投し、岡島好きの中継ぎが奮闘、そしてふざけた投げ方の天然パーマ大魔神が抑えるという、『勝利の方程式』 で快勝しました。


 怪我人が多発する中、限られたメンバーで良く頑張ってると思います。



 最近、怪我人のリハビリの一環でキャッチボール相手しているんだけど、ココに来て僕の肩も悲鳴を上げてきています。 ローテータカフがいかれていると思います。  

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 この分だと明日ノースローですな。



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 平日のナイトゲームは盛り上がりに欠けます。 ましてや季節外れの寒気の訪れと、相手校が格下ともなればなおさらです。
 
 
 今日はミシシッピバリー州立大学という所との一戦。 元NLFサンフランシスコ49’sで活躍したジェリー・ライスが卒業生として知られている大学です。それ以外は、町一面が綿畑で蚊が大量に発生するミシシッピ最悪の土地柄ということしか予備知識がありませんでした。


 チームカラーは色覚異常の人がデザインしたかのように、残念なデザイン。足元赤で、上が緑って。。

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  体つきも技術もセンスもレベルが違いすぎました。


  圧勝ですた。





 さて、話はあまり変わらないけどまた野球ネタ。


 今日4月15日は大リーグ界では大事な日。 ジャッキーロビンソンとい選手がアメリカメジャーリーグ史初めてアフリカ系アメリカ人としてデビューを果たした日です。 


 それまで有色人種を排除していたメジャーリーグの扉を切り開いた第一人者となったわけです。


 彼の活躍によって黒人選手の門戸が開かれ、大きくメジャーリーグの野球レベルが向上したのだと思います。

 
 そして彼のおかげでマイノリティにもチャンスが広がり、長期的に見れば黄色人種である日本人選手を受け入れる下地ともなったんでしょう。


 そんな15日の今日、沢山の球場で両チームの全選手が彼の背番号である「42」を背負ってプレーをしました。

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  言葉ではなくて、形にして一人の偉大な大リーグを支えてきた人への感謝の気持ち。とても素晴らしい好意だと思います。

 
 それは敵味方関係なくて、選手それぞれがフィールドに立っている価値観を賞賛するもの。 



 鳥肌が立ちます。 


 ますますアメリカンスポーツが好きになりました。





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 今夜この学校での最後のプレゼンテーションを終えました。 


 英語で初めてプレゼンテーションをした日、緊張感をほぐすべくお酒を含んでから挑んだ3年前が懐かしく思います。


 それに比べたら、落ち着いて周りを見ることができるようになったのが一番の成長だと思います。


 卒業までの残り1ヶ月、あとはテスト1つだけになりました。 

  
 野球部のスケージュールと就職活動を考慮して駆けた、いつにない 『スタートダッシュ』 が功を奏して最後の学期はマイペースで過ごせそうです。





 以前話した、「勝利の女神に後ろ髪は無い」 という話。 


 今回チャンスを掴むべく、捕まえようとしましたが僕に勝利の女神を捕まえる力が不足していました。


 それでも、どのくらいの力があればそのチャンスを掴めるか把握できたことは大きな収穫です。 


 僕の手にはしっかりと感覚が課題として残りました。 


 次はガシっと掴みますぜよ。 



 


 







 
 





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BSB

 4月に入り天候が安定しないここミシシッピ。 今日なんて朝はかなり冷え込んだのに、日中は強い日差しの中での試合でした。 風は多少冷たかったものの、長時間太陽の下にいたから顔がマッカッかです。


 試合は勝利を収め3連勝。 それでもまた試合中に怪我人が出てトレーナー陣にとっては頭を抱えさせる日でした。


 これで怪我人は14人目。 明日は練習は休みですが、僕らは朝からフル回転です。


 
 こうして野球部に帯同し始めて1年。試合が始まりベンチでの雰囲気にも慣れてきました。


 毎回様々なプレーを目にするわけですが、選手達が口にする言葉に僕は耳をいつも傾けています。

 
 いわゆる、「ベースボール・スラング」 です。


 日本の野球選手が使うように、業界用語的な言葉は沢山あるもの。 


 野球界での仕事を希望する僕にとっては、最高の勉強ツールだと思っています。


 始めは全く分からなかった言葉も、聞いているうちに分かってきたり。 それを実際自分で使ってみて、覚えたり。 毎日勉強です。


 好きな野球に毎日触れることが出来て、スポーツ医学も勉強できて、英語も野球語も学べて、今の僕にとっては最高の環境なのかもしれません。

 
 これでお金がもらえたら最高なんだけどね~~~


 
 





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 僕がリハビリを担当しているピッチャーがまさかの1/3降板。 1回もたなかったんです。


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 そんなまさかの展開で始まった試合、一時はどうなるかと思いましたが、98   年の横浜対明徳みたいに終盤大逆転でサヨナラ勝ちでした。



 

 そんなことより試合中お腹が空きに空いてしまった上司が機嫌を悪くする姿を見て、恥ずかしいと思いました。


 それを心配し始め、彼女の機嫌を取り戻すべく試合中にお菓子を買いに行っちゃう3年生の学生トレーナーの子にも軽く腹が立ちました。

 
 仕舞には2人で買ってきたスニッカーズを分け合う始末。 

 
 アメリカでも、お腹が空いたらスニッカーズかい!


 
 夕方はフットボール部の紅白戦を見てきました。 


 6時からの試合だったんだけど、本来4時からだった野球部の試合が、この紅白戦のためにわざわざ2時に繰り上げたんですよ。 公式戦でもない、ただの紅白戦のためだけに。


 理由はそんだけなの? って聞いたら、


 「2つの試合が同時に行うと、フットボールに客が集まらない。」 だって。


 まあ紅白戦と言っても、スタジアムでの本番さながらの試合だし、生徒以外はチケット代が発生するんだよね。 これがアメリカのスポーツビジネスなのかな。 

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 スタジアムの半分のみスタンド開放だったけど、それが満員になるほどだから計算すると3万人。 

  
 まあ今年から監督が変わったって事もあるから、例年よりファンは気合が入っているようです。


 日本じゃ考えられない世界ですね。 


 ちなみにフロリダ大学の紅白戦は今日全国ネットで流れてました。


 恐るべし米。 






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 今日からリーグ外のチームとの3連戦。

 試合前トレーニングルームで選手達と、「誰が一番トレーナー泣かせか」 なんてくだらない話で盛り上がっていました。 その話を持ち出したのは先学期から一度も怪我をせずトレーニングルームにはあまり顔を現さない選手の1人でした。


 皮肉にも、その彼が今夜の試合で病院送りになるとは誰が想像したでしょうか。。


 幸い大怪我には至りませんでしたが、帰り道緊張の緒が切れた瞬間、試合前の彼との会話を思い出して悪運みたいなものを感じました。


 でも無事で何より。



 そういえば今日の朝、地元の幼稚園に出向き日本を紹介してきました。


 僕の師匠でもある教授Pに頼まれた事で、彼の友人が先生を務めるその幼稚園児が2週間前から日本の文化を勉強しているということでゲストスピーカーとして尋ねたわけです。


 昨日伝えられたことだったので、リハーサルも何も無かったのですが、相手は幼稚園児気楽な気持ちで向かいました。


 学校に付くと、校内には子供達が描いた日本の国旗が飾られたり、盆栽の工作が並べられてたり、とても心温まる光景でした。

 
 教室に入ると、生まれて初めて自分より目が細くてちっちゃい、黒髪のアジア人をただただ見つめる生徒達。


 そんなビックリした顔のほっぺたには日の丸が描かれてました。 



 そっから質問の嵐。


 日本に毎年出張する教授Pも交えて楽しい時間が過ごせました。


 「日本とアメリカの違いは沢山あるけど、似ているものは何ですか?」 って質問に対して、


 「そうだね~~~~」 って考えていたら、教授Pが小声で、


 「Kindness......」 と僕の耳モノでボソッと。


 すかさず、「kindness of people (人々の思いやり) 」 って言ったら、



 僕は完全に彼らのハートをゲットしました。


 気のせいか後の方に座ってた若い先生たちも僕にウインクしてたようなしてないような・・・



 心温まる一時でした。 


 最後に皆で一枚!

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