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Yutaka
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男性
職業:
大学4年生
趣味:
いたずら
自己紹介:
アスレチックトレーナーになるべくアメリカはミシシッピ州にある The University of Southern Mississippi にて修行中。

コメント・ご連絡お気軽に。

yutaka2@hotmail.com
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 また新しい1週間の始まりです。ちょっと鼻がむずむずしています。軽く喉も痛かったり。。昨日窓を開けて寝たからでしょうか? 昼間はまだ気温は上がりますが、朝夜は結構涼しくなってきた気がします。季節の変わり目、体調には気をつけましょう。


 朝トレーニングルームではちょっとした事務作業を。すると何人かのフットボール選手が入ってきてリハビリでも何でもないのにただ単にうちのヘッドトレーナーと話していました。

 ちょっと耳を傾けると、「遠征先のスタジアムがすっげーでかかった」やら、

 「歓声がすごすぎ。」やら、「後半からスタミナ切れはじめた」などなど負け犬的な発言が目立っていました。負けの原因はまさにスタミナ切れ。そんな暇こいてんだったら次勝つために練習しろっつうの。


 午後はいつも通り野球部。週末の間いったい何をやっていたのか、週明け一発目みんなへばっていました。ピッチャー陣は今日特にしごかれ、嘔吐する選手も。みんな下半身がプルプルしてました。

 
 でもやっぱり日本の野球とアメリカの野球の1番の違いを言うと、練習時間かな。その日やることやったらすぐに終わるのがこっちで、長時間納得するまでするのが日本流。どっちがいいんだか。。


 
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そういえば金曜日、授業終わりに図書館に行ってメールを調べていると変なメールが届いていました。


校内に3つの爆弾を仕掛た という脅しのメールが学校あてに届いたようです。


それが起きたのは授業中だったのに、まったくそんな話は入ってきませんでした。まあどっかの頭の弱い学校が嫌になった1年生かなんかが暇潰しに行ったいたずらでしょう。


でももしその3つの爆弾が本当に存在するのなら、まちがいなくそのうちの1つはうちのディレクターの便の元と、もう1つはフットボール部ヘッドコーチのジェフバウワーの元でしょう。



まあそんなフットボール部ですが、やっぱり負けました。それでも前半終了まで実は勝ってたんです。でもファイナルスコアはかなり開きました。やっぱり大きなリーグ相手じゃまだ勝てないんだな。。


そして今日はインターン先の Jaguars の試合がテレビに。勉強しようとした時だったのですが、その誘惑に負けてしまい結局全て見てしまいました。これから週末が思いやられます。(ですよね、SCのSさん??)




Jaguars も同様前半はリードで迎えたものの、オフェンスがザルで敗退。でもなんだかついこの前まで一緒にあ選手たちやスタッフたちがテレビに映ってるのを見てたら嬉しかったです。


負のオンパレードで少しブルー気味ではありますが、明日からまた学校が始まります。またアッという間に終わるんだろうな、この1週間。。




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 何か良く寝れたと思って目が覚めたら寝坊してました。


 よく考えたら留学生活、寝坊はこれが初めてのことだろう。日本にいたときも寝坊なんて数える程度。普段は絶対と言っていいほど携帯の目覚ましをかけて寝るのに、なぜか昨日は忘れていたようだ。


 寝坊はしたものの、運良く今日の朝はトリートメントのみ。30分遅れでトレーングルームに着くも、選手は誰もいず他の学生トレーナとスタッフ達がベットに横たわってテレビ見ていました。僕がいてもいなくても変わらないじゃんよ。


 
 今日は野球部が筋トレする日だったのですがオフになりました。フットボール部も遠征に出てしまったので、今日は僕もオフ。今週末は来週に迫った3つのテスト勉強に明け暮れることでしょう。


  
 そういえばフットボール部が遠征に出発する時、たまたまロッカールームの前を通ったんだけれど、今まで見たことの無いオッちゃん達が選手と一緒にバスに乗り込んでいました。良く見るとヘッドコーチのバウワーと何か仲良くしていました。


 良く考えたら明日の試合は今シーズンの大イベント、テネシー大学との1戦だったっけ。だからコーチの弁護士やら車のディラー屋のオーナーやら町のお偉いさんたちが試合に招待されているというわけ。そういえば去年もそうだった気がする。


 そんなオッちゃんたちのせいで、去年は遠征に帯同した際、行きは飛行機、帰りは車っていう試合もありました。何故だか帰り際にオッサン乗客が増えて、身分の低い僕ら学生トレーナー達は車で帰宅。6時間くらい掛かったかな。 


 まあ明日は帯同している学生トレーナーのためにも、そんなことにならないといいですが。。


 先週いきなり番狂わせが起きた2007年のカレッジフットボール。明日の1戦はどうなることやら。。。






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 今学期は毎日授業ごとの移動が大変です。先学期まではこの日記のタイトルでもあるHPRという建物でほぼ全ての授業を取っていたのですが、今学期はトレーニングルームに行ったり、ジムに行ったり、HPRに行ったり、そしてまたトレーニングルームに戻ったりと、自転車を乗り回しております。自転車を持っていないクラスメイトはいつも授業開始ギリギリに到着するくらいです。


 くどいようですが今日もディレクターの便の話を。


 ディレクター続行がほぼ決まったであろう彼、自分が何とかこの学部に貢献すべく新しいことを始めようとしています。


 先学期の「医者の下での実習」は便にしては素晴らしいアイデアで、生徒からも手ごたえのあるフィードバックを貰ったと自慢していました。


 そして今学期彼がたくらんでいるのは、これ。。


 

 医療衣です。


 実はこれを着て働こうじゃないかというアイデア。


 足首のテーピングをわずか45秒で巻いてしまうマッハとしても知られている便は、早速この医療衣のオーダーを取るべく夏休みの時点から僕らにマッハでメールを送り始めていました。


 「代金は私が持つ」やら、


 「色も多々ある」やら、


 「ズボンもセットでも構わない」(っうか普通上下で着るもんだろ?)


 などなどお得な情報をばら撒き僕らを便ワールドに入り込まそうとしています。



 そんな便にクラス後遭遇。


 「コンニチワ。どうだ何色か決めたか?」と訳の分からないことを言うので無言でいると、


 「医療衣、医療衣。ハイ。」と非常にウザい彼。


 本当に着なきゃいけないのか?と聞くと、


 「とりあえずはトレーニングルームにいる間は常に着てろ」ということ。


 何故だ?と聞くと、


 「やっぱりスポーツ医学も医療の一つだからな。お医者さん気分でいないと。」と引っ叩きたくなるような答えが返ってきました。


 
 そんな不適切な質問では僕は着ないつもりです。一体着た所で何がどう変わるのでしょう?確かにクラスメイトも言うように「かっこ悪い」ということもありますが、いくら便の資金だからといっても、そんなものに金を費やすより、学会への費用とかに使ってもらいたい。そのほかにもトレーニングルームに必要な器具だってあるし。


 その事をクラスメイトに伝えたら同感でした。


 このアイデアは明日にでも却下になってもらいたいものです。


 こんなもんですよ、この学校のプログラム(&ディレクター)は。恥ずかしい。。
 



 


 
 



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 早いものでアメリカ生活も今年で5年目。気づいたら今日で24歳になりました。始めはすぐ日本が恋しくなって終わるであろうこの留学生活もなんだかんだで続いております。みんなの支えがあるからです。特に家族にはもう感謝感謝感謝感謝です。


 野球部兼フットボール部のローテーションで働いている今学期ですが、もうほぼ野球部一本です。何度も言うようですがその方がよっぽどましです。フットボールは好きだけど、あれだけ時間を取られてあんなに事を学べないのでは仕方がありません。


 野球部に着いてから非常に充実した時間を過ごさせてもらっています。毎日課題を与えてくれる僕のスタッフは最高です。常に自分の脳みそを働かせて頭の中にあるアスレチックトレーニング知識の掻き集めさせ方を彼女は知っているようです。常に僕ら学生トレーナーを学習している身に置いてくれます。


 今日はもし大学院に行くとしたら困らないようにと、スポーツ保険の記入やファイリングの仕方や、それらの情報をデータベースに入力する事務作業的なことを教えてくれました。


 去年それに関するクラスを取ったのですが、あいにく便に教えられた立場だったのでこれといって学んだことはありませんでした。国家試験には必ず出るという分野なのでしっかりと学んでおきたい事です。


 野球部の連中とも仲良くやっています。やっぱ自分がやっていたスポーツなので話が伝わりやすい気もします。


 こういう充実した時は、いろんな知識を吸収できることでしょう。



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 アメリカでは決して大きいとはいえないうちの大学ですが、今日初めて校内で渋滞を目の辺りにしました。秋学期はほかのどの学期よりも生徒が多く、駐車場などの問題が出てくるんです。でもこんな多い生徒も来月あたりには授業のペースに着いていけなかったり減っていくんだろうけど。。。


 今週から毎週火曜日の夜間授業が始まりました。おなじみディレクターの便が毎週いろんな所から違った医者を招待して、講義をしてもらうというもの。


 一発目の今日は Ophthalomologist (眼科医)がゲスト。PCでのパワーポイントを使ったプレゼンが主流のこの世の中、彼は未だに一枚一枚の写真を映写機にセットしてボタンでガシャガシャとトレイを回していくレトロなスタイルで講義を進めていきました。


 眼科や眼鏡屋に行ってもそうだけど、だいたい眼に関わる仕事をしている人って目悪いですよね。。彼も牛乳瓶の底みたいな眼鏡掛けていました。


 クラスは非常に勉強になったと思います。いつもはアスレチックトレーナーから見た側の学習しかできていなかった気がしますが、こういう各体の部位専門の医者の話はとても奥が深く、非常に興味を湧かさせてくれる教え方をしてくれます。

 
 6時半から9時までの予定だったのですが、たった1時間で彼の講義は終了。僕ら生徒からの質問も尽きたので、医者はもう帰る気まんまんだったのに、便がすかさず入ってきました。


 便は僕らを少しでも長く居させるために無理矢理な質問を覆いかぶせ始めました。頬骨まで被さった超巨大な黒ぶち眼鏡を掛けてるそんな彼にとにかく黙って欲しいと思ったのは僕だけだったのでしょうか?彼の粘りは10分程度続きました。

 
 毎週火曜日はいつもこうなるのかと思うとちょっと心配です。来週は誰が来るのでしょうか?


 



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 そういえば今夏のインターンプログラムを運営するPFATS(Professional Football Athletic Training Society)から奨学金が届きました。日本人を含む外国人などの少数人口(マイノリティー)に与えられるもので、だいたい各チームから1人づつ。うちのチームはもちろん僕だけがマイノリティーだったので競争も何んもなくもらえた訳です。ありがたい。


 その奨学金をもらった人たちのリストがこのPFATSのHPに載ったんですけど、僕の通う学校の名前がちょっと違うことに気づきました。違うというか大事なものが抜けていました。

 「サザン」 と。


 本当は「サザン ミシシッピ」なんですけど。。。どこのサザンだ?とみんな思うことでしょう。まあいいっか。


 もう1つ奨学金の話ですが、先学期MATA(Mississippi Athletic Training Association)という今度はミシシッピ州の学校だけの生徒に与えられるものにも応募していました。これは1名にしか与えられないもので倍率がすごいのでは?と思いがちですが、去年の出願者はたったの1人。もちろんその人が受賞した訳です。


 僕もその1人になる!と思い応募したこの奨学金プログラム。結局もらえませんでした。

 さすがに出願者が増えたか!と思いきやそれでも4人。その中の3人がうちの学校の学部からだったようです。やる気ねーなミシシッピ。


 毎学期同じことを言うようですが、このような奨学金プログラムにはできるだけ応募しようと思っています。もらえればもちろん授業料も多少はカバーできるし、それに履歴書にも書けるし。

 こうやって奨学金がたくさん用意してあるのってアメリカの学校のいいところかもしれません。
 



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 バーベーキューの炭火の匂いが毎年カレッジフットボールのシーズンを思いださせます。


 僕の住むアパートはフットボールスタジアムからチャリで3分(立ちこぎ)。昨日うちの開幕戦を手伝いに行く途中その匂いを嗅ぎながらスタジアムへ向かいました。


 スタジアムの周りでは去年以上のキャンピングカーが留まり、昼なのにもかかわらずいい年した大人たちが警備員たちに怒られながらも盛り上がっていました。


 今年は何でか分からないけれど去年よりも評価が良く、RB陣は全米でも10以内にランクインしていました。どうなってんだ?


 まあいい具合に勝って、そこそこのボウルゲームに出て、トレーナー人にもiPodをよこせといったところ。(去年はボウルゲームのレベルが低く、貰ったものTシャツのみ。)


 
 昨晩の試合ですが相手はリーグ外の1ランクしたのチーム。ディフェンスボロボロでしたが大量得点で何とかごまかせたのでは??


 僕は試合内容よりも、試合中即席に作られた電光掲示板の仕上がりが心配で心配で仕方がありませんでした。校内のコンピュータープログラミング担当の中国人2人がこの1週間嵐に打たれながらも毎日夜遅くまでその情報処理作業に明け暮れていた努力は僕は陰ながら見ていました。


 会場はまだ工事中。掲示板と反対側のエンドゾーンなんて骨組み丸見え。

 
せめて何か被せろ

 
 そしてロッカールームやトレーニングルームが位置するアスレチックビルディング側にその問題の掲示板。即席過ぎて、まだコーティングも何もされていないただの錆びれた鉄筋。


 
中途半端なデザイン
 

 こんな湿気た会場をプログラマー2人の力でどれだけ装飾できるか?言い換えればDJです。


 
 試合前緊急事態発生。


 画面のほんの50分の1程度の範囲しか映像が映っていないことが判明。のん気に選手達の練習風景を写真に収めていた2人は慌てて室内コンピューター室へ。


 なぜか汗だくになって帰ってきた2人は多少の笑みが。見上げると掲示板には我がフットボール部の歴史を振り返るダイジェスト映像がものの見事に映っていました。


 そんな技術者2人に駆け寄って話をしてみたら、「この電光掲示板の映像の質はNFLのスタジアムの映像と一緒だよ。」と自慢げに言っていました。


 確かに試合中(しかも暗くなると)すごい画質が奇麗だった気がします。去年まではデジカメで撮った映像みたいだったけれど、今年からはテレビの画面になりました。


 彼ら2人の活躍でチームは勝利を収めました。


 でも、ちょっと音楽のチョイスはダメだったかな・・・


 この2人、どうやら今シーズンの我がフットボールチームの Secret weapon になることでしょう。


 



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 今週からNFLではロースター(登録選手)が大幅に削減されていく週です。

 
 1週間ぶりにインターン先であったチームのHPに寄ったら、思ってもいなかった選手たちが戦力外になっていたので驚きました。中にはすごく仲良くしてくれた選手もいたのでショックでした。インターン仲間からも早速電話があり、状況を報告してもらいました。


 これがプロの世界。生きるか散るかです。そんな戦力外を受けた選手の心境とかはどんなんなんだろう?とか自分のことのように思ってしまいます。



 さて、明日は我が学校の2007年の開幕戦。野球部は明日オフですが、フットボールの試合進行予定表に僕の名前があったので明日はフットボール担当。まあ試合用のシャツとか貰っちゃったので文句は言えませんが。サイドラインでは去年の経験を生かして後輩の手本に慣れればと思っています。


 
 明日の会場であるうちの学校のスタジアムですが、現在非常に醜いです。

 
 2年前のハリケーン・カトリーナの影響でスタジアム拡張工事が大幅に遅れたため今年のシーズンが始まろうとしている今でも両エンドゾーンは工事中。今日は未完成の電光掲示板に無理やりプログラムをインプットし辛うじてスコアボードと映像が映るようになりました。


 昨シーズン決して満員にならなかったこのスタジアムを何故拡張するのか僕は今でも理解できません。


 
 ちなみにこの工事の完成予定日は、僕の卒業後だそうです。





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 学校が始まってからここのところずっと雨です。昨日のフットボール練習もそうだったし、今日もトレーニングルームに向かう途中大雨だったし。まあこの季節、特にこの地域は仕方ないんだよね。ハリケーン雲が発生しやすいからどうしてもこんな天気が続いてしまう。でもこれが夏の終わりだと思うとちょっと嬉しかったりもします。

 さて9月の中旬まで我が野球部はウェイトトレーニングと自主練のみのため、僕は野球とフットボールを行き来する形になっていましたが、思ったよりもトリートメントが必要な野球部の選手がいるため90%は野球部に着くことになりました。フットボール部を手伝うのはホームゲームや野球部がオフの時のみ。学生トレーナー大人数でウォーターボトルを持ってただ突っ立っているフットボールの練習よりも、常にリハビリや事務作業をやっている野球部で働いている方がよっぽど充実することでしょう。
 

 4年生になって去年より責任を負う立場になってちょっと大変だけれど、アスレチックトレーニング漬けになれそうです。残り1年だし頑張ろう。

 



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 今日の朝エミリがスペインに向けて旅立ちました。高校生の時から夢だったスペイン留学。ようやくその時が来た時、彼女の夢に向かって頑張って欲しいと思う側ら、寂しさも募ってきました。僕が初めてアメリカに飛立つ際に、従兄弟に「旅立つ側より、残される側の方が辛い」ということを言われましたが、今回その言葉の意味を実感しました。でも次会う時、お互いがどれだけ成長しているかと思うと非常に楽しみです。僕もスペイン語始めないと。。


 話は変わり、今日はフットボール部を手伝いました。去年に比べ選手はかなり小粒になり、開幕戦4日前なのにこのコンディションでいいの?と思うくらい選手の足は動いていませんでした。


 学生トレーナーは10人近くフットボール部についています。正直いすぎです。シーズン後半になればこの人数も半分近くには減ることとは思いますが、人が多い分仕事は楽になりますが、逆にやることがなくなるという欠点も出てきます。


 でも今学期はあくまでも野球部にも着いているので、トレーニングルームに野球部の選手がいる限りは、そっちの面倒も見ることが出来るので、そういう意味では今学期は恵まれているかもしれません。


 
 そういえば昨晩の便の告白、デマでした。この時期に学部訪問は無いそうです。あるのは春先だと。。本人の口からではありませんでしたが、便サイドとは逆に立つ僕らの味方である教授が明らかにしました。


 「あいつの言うことは無視しろ。何も知りやしね~。」と。


 はい。ごもっともです。

 



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 昨日午後オフを貰ったのでしっかり疲れた体を充電できました。


 今日から野球&フットボール部について働き始めました。今学期の僕の上司は野球部担当のスタッフなので、あくまでもそっちが最優先。野球部で働く必要が無い時にフットボール部を手伝うという形で今学期が進んでいきそうです。


 フォール・ベースボールが始まるのが9月の中旬。それまで他の学生トレーナーと週2回づつローテーションを組んで野球部を観る事になりました。

 
 今日は僕の番。さっそくリハビリから始まり、今学期初の怪我の評価。まだ習っていない範囲だったので上司と一緒という形で行いましたが、結構スムーズに出来たと思います。練習中でも休憩中でも常にクイズを問いかけてくれる上司なのでいろんなことが学べそうです。


 
 練習後、学部生全員が集まりミーティングが行われました。


 毎年この時期に行われるもので、新入生との顔合わせとNCAA(全米大学競技協会)の人の長ったらしい話を聞くもの。


 今日のメインは今年うちの学部がCAATAという団体からのアスレチックトレーニング学部としてふさわしいか再認証を受けるということについて。


 アスレチックトレーニング関係のお偉いさんがうちの学部を尋ね、僕ら学生達と面接をしたり、トレーニングルームを観察したりするもの。


 もちろん基準に達しなければこの学部は最認証を受けずに崩壊するということ。そうなると、この学部からの卒業証明はもらえるものの一番肝心である国家試験が受けれなくなるというもの。最悪の場合、1年間他のアスレチックトレーニング学部のある学校で授業を受けて、国家試験を受ける資格を得なければならないらしい。


 ということを便(プログラムディレクター)が明らかにしました。


 便曰く、再承認される確立はほぼ確実だそうですが、「最悪の場合のためのバックアップ・プランも考えておくのも大事だぞ。」と言っていました。なんとも意味深な発言です。後で彼は「まあ心配しないでくれ。私とスタッフがしっかり対応するから。」と付け加えたものの、彼の口からそのような自信みなぎった発言をするときは大体信じられないものです。


 そして僕らが面接を受ける際、便は「あくまでも正直に質問に答えること。」と言っていましたが、もしプログラム崩壊にかかわるであろう質問を聞かれたとしたら・・どうすれば・・。引っかかる質問はいくらでも考えられます。奨学金えこひいき問題、ヘッドトレーナーややわいせつ行為疑惑、タイムカード水増し問題、そして便そのもの。


 さてこの学部は一体どうなるのでしょう。



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 昨日の夜中に無事ミシシッピに戻ってきました。最終日も朝早く起きてトリートメントと練習を手伝い、すぐに着替えて上司とインターンの同僚、そして選手達に別れを告げ飛行機で帰って来ました。


 あっという間の1ヶ月でしたが、今思うとすごい経験が出来たなと思います。それは今日の朝学校のトレーニングルームに行ってスタッフやクラスメイトと話してて実感しました。

 
 インターン先の上司にも言われたことですが、大学はプロに比べて数倍楽になるだろうけど、あくまでもインターンで学んだプロフェッショナルな心を忘れるなと。今度は僕がプログラムにこの1ヶ月で学んだことを良き例として提供しなければならない。自分にちょっとしたプレッシャーを掛けてみんなを引っ張っていけたらと思っています。


 今日は早速ですがインターン帰り初日ともあって実習は休みを頂ました。先週の水曜日から始まった授業を3日間休んでしまったので、その穴埋め作業を午後丸々行いました。


 最上級生になった今学期、気持ちを更に引き締めなければなりません。


 



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 今僕の部屋でインターン仲間と選手から貰ったお金で買ったちょっと高価なワインを飲みながらジャクソンビル最終夜を過ごしています。


 始めは全くどうなることか緊張しながら過ごしたインターンの始まりでしたが、日に日に自分自身に自信が着き始め、雲の上の存在にも感じていたプロ選手とも自然に接することが出来、思っていた以上の経験が積めたと思います。


 フットボール世界一レベルの選手達の体を自分のこの手で触診し、一流のパフォーマンスをこの目で観れた事、全てにおいて最高の収穫が出来たことは間違いないです。

 
 このインターンでアメリカンスポーツの全てのレベルにおいての経験が出来ました。短大での自習から始まり、4大、高校、病院、そしてプロ。これで自分が一番どのレベルに適しているか選択肢が揃いました。


 あと卒業まで1年。これからこの選択支をもっと狭めて、的を定めていくだけです。


 
 明日のフライトは午後4時。空港はスタジアムからわずか15分の場所にあるため、明日は出発ぎりぎりまで仕事を手伝う予定です。


 月曜からはみんなより3日遅れですが新学期。果たしてしっかり気持ちを切り替えることができることか、ちょっと心配っす。



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 朝5時にホテルに戻りトリートメントのために10時におきてスタジアムにまた向かいました。試合前と帰りの飛行機の中で爆睡したので今日はあまり疲れていませんでした。むしろ、ここでのインターン期間がもうカウントダウンなので少しでも出来る限りの事ををやりたいという気持ちです。


 トリートメント終了後、ヘッドトレーナーが僕らインターン組みを個室に集め、サマーキャンプを振り返ってということでミーティングを開きました。


 この1ヶ月で得た知識や、仲間達から学んだこと。1ヶ月ほぼまる1日中インターン組みとは一緒で、こんな短期間なのに皆の性格を知ることが出来ました。これだけの労働時間と力仕事の中、途中仲間割れが起きるとも思いましたが、みんな仲がよくスムーズに出来たと思います。


 そこでヘッドは僕らの5年後と10年後、自分が何を望んでいるかというショートスパンと、ロングスパンでの目標を立たせました。


 毎学期、学校ではこのようなプランをいつも立てていますが、正直5年後の自分を描くことを出来ませんでしたが、このインターンをやってみてヘッドの前でしっかりと自分の夢を発表できたと思います。


 今日の午後はこのような話をずっとしていました。実際自分の心の中に思っていることを、同じ辛いキャンプを過ごした仲間にすることで気分が晴れた気もしています。



 ホテルに帰る前、アシスタントの人からフットボールを頂き、仲良くしてくれた選手達にサインを貰ってきました。残りのインターン生活このような時間が取れるのは今日だけということなので、僕にこのような機会をくれたわけです。


 そして個人的に、今年のドラフト1位で僕が担当していたポジションでいつもマッサージやリハビリのため声を掛けてくれた Reggie Nelson からサイン入りの写真を貰いました。今は怪我で試合は出れないけれど、開幕戦には絶対間に合わすと僕に誓ってくれました。

 
 

 
 一生の宝物ですね。



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 今日の朝方4時にジャクソンビルに戻ってきました。試合があまりにも長く、出発時間が大幅に遅れたため、空港でのセキュリティーチェックは超手抜きでした。


 それにしてもグリーンベイの本拠地である Lambeau Field は圧巻でした。スタジアム設立50年を迎えた今年、スタジアム内は更に改築されたようで、ロッカールームからトレーニングルームから何からピッカピッカでした。


 選手が口を揃えて言っていたのは、芝生の「深さ」。アメリカ北部のスタジアムに足を踏み入れたのは僕自身これが始めてだったが、天気の違いなのか、芝生が南部のそれとは全く違いました。選手に言わせればスパイクの「ひっかかり」具合が少ないようです。


                    
田舎の住宅街のど真ん中に位置するスタジアム        歴史を感じます



 スタジアムは満員でした。試合前からフィールドでいろいろなイベントが行われていて常に大歓声。スクリーンに Brett Fevre の映像が出るたびに観衆は大興奮。


 試合前の選手紹介では Brett Fevre が一番最後にコールされ1人別格扱いでした。彼のときだけ花火上がってたし、歓声が以上でした。2分ほど大歓声が止みませんでした。


 


 普通プレシーズンマッチは主力選手が前半のみ出て、あとは控え選手中心という展開が普通で、観客の3分の1は前半終了で帰ってしまうことが多いのですが、昨日は違いました。


 後半グダグダな試合にもかかわらず最後まで会場は満員でした。


 スタジアムまでの車から見た風景がその理由を物語っているようでした。町は畑や農園などが目立つまっ平らな田舎町。この町の唯一の娯楽はこの Packers を応援することであって、どの家にもチームのグッヅが称賛するように飾ってありました。


 平日木曜日にもかかわらず、町のほとんどのお店は閉店していたことにも驚きました。町が1つになってチームを応援するという地元愛の詰まった人々たちにスポーツファンとしてかっこいいなと感じました。


 今度はあとスタジアムで観客として試合を観戦したいものです。


 
 
 試合後にトレーナーを代表してインタビューに応じる僕です(笑)



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 初めてウィスコンシン州に来ました。フロリダ・ミシシッピに比べ湿気はほぼ無く、むしろ若干寒いくらい。同じアメリカでもこんなに天気が違うんだな~と実感しております。


 滞在しているホテルはとてもサービスがよく、僕らがホーム側のような扱いをされていて気分がいいです。

 
 と、思いきや、昨晩の夕飯や今日の朝食は一転。たかがチーム創立10年足らずのチームとはうちらは違うんだくらいの風格すらちらつかされております。


 まずは夕飯。


 ロビーにあるステーキレストランで好きなものを食べていいという条件つきだったものの、レストラン内部は Packers のこれまでの栄光が360度展示されたまさにファンにはたまらないであろう場所。

 
 


 僕はそこまで気にしなかったのですが、選手・コーチにはどうも気にくわなかったようです。


 朝食では何十種類ものクッキーが並べられ、超豪華な朝食かと思いきや、そのクッキーのデザインはまさに Packers をモチーフにしたであろうもの。

 


 この後さすがプロだな~と思った事は、ヘッドコーチのマネージャーみたいな人がホテルの支配人に文句を言わされていた事でした。


 おそらくグリーンベイ滞在の際にはこのホテルは利用しないような感じでした。


 
 さて、これから試合に行ってきます。帰宅は翌日朝5時と予定されています。ファック。



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 約1ヶ月が経ち仕事もようやく慣れてきた気がします。選手たちともほぼ全員話したし、コーチ陣やチームスタッフの人たちともそれなりの交流も深めるようになりました。慣れたと思ったらもう帰る時期。短期って何でもそうですよね。初めてアメリカに来た時だってようやくバスのルートが分かり始めたらもう移動の時期だったし。


 インターンが始まる前本当は明日が帰る日だったのですが、明日の遠征にスタッフが是非連れて行きたいということで滞在日を長くしてくれました。そして今この日がとうとう来たと思うと非常に時間の流れを感じます。


 明日はそのウィスコンシン州にあるグリーンベイを本拠地にする Green Bay Packers との試合のため遠征です。


 Packers と言えばなんと言っても Brett Favre。NFLの大御所QBです。実は彼僕の通う大学出身。もう町の大スターで彼のおかげで今だにこの学校の名前が知られてるといっても過言ではないでしょう。


 

 
 試合会場である Lambeau Field は歴史的に知られているスタジアム。そんな場所のフィールドに足を踏み入れることが出来ると思うと嬉しい限りです。


 
 今日はインターン中最初で最後であろう午後丸々オフを貰いました。せっかく海に面した街に居るのに今までその海を見たことが無かった僕。さすがに毎日ホテル→スタジアムの往復だけではどこも行けません。


 なので今日ようやくインターン仲間でビーチに繰り出しました。火曜日の夕方に誰がビーチにいるんだ?と思うくらい人はいませんでしたが、逆にその静かに波の音だけを聴きながら男3人ビーチで何も考えずボケーっと出来たことが最高の一時でした。


 
 

 やっぱ海はいいですね。



 ちなみに試合は木曜日の夜7時(中部時間)からFOXにて放送です。うちのエースQB、Byron Leftwich を始め有名選手の近くをベッタリ尾行作戦を実行しテレビに映ろうと思います。



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 プロの世界、実に過酷です。


 これまで2試合のプレシーズンマッチを終えましたが、日に日に選手の数が減ってきています。


 午前中の練習でハッスルしてた選手が、午後練で姿を消していたり。すでにロッカールームは空っぽ。


 今日も朝一の筋トレのため手首のテーピングを巻いてあげた選手が午後にはカット(首)されました。


 今日始めてまともに話して、僕の近くの大学に通っていた選手で話が盛り上がったってとこだったのに。サヨナラも言うことなく去っていきました。


 今日も練習後に"Individual Meeting"(=個人面接)みたいなものがあり、後が無い選手達がコーチ陣に呼ばれ長々と話をしていました。中には「えっ?あいつが!?」みたいなあっと驚く選手達もリストに上がっていました。それが大学時代のスーパースターだったり、かつてのドラフト1位だったり、そんなのはもはや関係ありません。今どれだけチームにとって必要にされているかということ。


 今週の試合後にはおよそ30人が一気にカットされると聞いています。


 そのカットされるであろう選手達が載っているリストがすでにインターネット上に載っているということも恐ろしい事実です。



 そして同じチームでも選手以外にも次々と事務所なので働く人材もカットされているようです。内容はよく分かりませんが、5年ほど働いている人事部の女性が今日突然首を通告されたり、イベント管理のスタッフも首になったりと、このプレシーズン中の出来など総合して結果が出せない人たちはどんどん切られてしまうようです。


 トレーナー陣はまだ無事です。去年は2人ほど首になったということも聞きました。


 言われたことを言われたとおりにやっていれば大丈夫。あと6日だけですがもう一度気を引き締めて頑張りたいと思います。



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 インターン終了までちょうど1週間になりました。来週の今日には自分のアパートに戻って翌日から学校だと思うとちょっと憂鬱になったりします。


 今日は試合翌日なのでトリートメントのみ。昨日の試合だけで5人の選手が捻挫をしました。先週の試合では3人。これほど足首の怪我が発生することは僕らアスレチック・トレーナーにも責任があるのだと思います。普段からセラバンドなどを使って足首を中心とした下半身強化のトレーニングを取り入れるべきなのではと思います。特にルーキーはまだプロの強度にしがみついている感じもしているので。


 そういえばこのインターン中で発見した物を紹介します。


 アンモニア・インヘイラー(アンモニア吸入剤)というもの。

 
 


 小学校の理科の時間に「鼻を刺すような刺激臭」「手を扇いで臭いをかぐ」などのフレーズで知られているあのアンモニアです。

 
 このアンモニアがなぜトレーニングルームにあるかというと、これは選手の愛用品だからです。


 このカプセルを袋の中で半分に割ると一気にピンク色の液体が袋に染み込み、その染み込んだ刺激臭を鼻の辺りに扇ぐようにして嗅ぐと、一気に目が覚め集中力を促進させるという目的で使われています。

 
 試合前日はこれを欲しがる選手が大勢いるので最低でも20カプセルは自分のポケットに忍び込ませています。


 この刺激臭を伝えられないのは残念なほど、これはすさまじい臭いです。僕もキャンプ中は朝が早く目を覚ましたい時はこれをよく使っていました。


 このアンモニアに昨日僕はやられました。試合中このアンモニアをある選手が僕の鼻の穴に突っ込みはじめ、それほ5秒ほど押さえ込むのです。その刺激はすごいもので、ワサビを鼻から吸うとこんな感じなのかなとも思いました。それが起きたのが第2クォーターの中盤で、ハーフタイムショーの終了後くらいにようやく涙が止まったほど。ある選手は僕が突然ホームシックになったのか、それともあと1週間で皆と別れるから泣いていたなどと疑いはじめる選手もいました。


 このときアンモニアは手を扇ぐようにして嗅ぐものなのだと再認識しました。


 その苦痛に耐えたということでその選手から今日3ダースのドーナツを頂ました。


 

 



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 今年初めての本拠地での試合。遠征とは違い、全てのリハビリ用具やトリートメント器具が揃っているので、ホームゲームの方が選手がトレーニングルームにたくさん集まります。


 先週の遠征の時もそうでしたが、ほとんどの選手が試合時の自分だけの儀式のようなものを持っているようです。まあげんかつぎですね。


 そのようなげんかつぎのある選手には僕らインターンには一切触らせてもらません。やはりその選手特有の力加減でのストレッチだったり好みのテーピングのきつさだったり。だから試合前は正直楽です。


 フィールドに行って試合の用意をするといっても、NFLからサイドライン準備係が毎試合派遣されてくるので僕らは試合が始まるまで暇しています。


 ちなみに大学では用意から片づけまで全て生徒の手です。辛いです。


 
 今日も試合中たくさんの怪我人が続出。ドラフト1位のレジーは重度の捻挫を負ってしまったためちょっとディフェンス人が結構ショックを隠しきれてませんでした。ラインマンの1人もMCLを痛めてしまったし。。いくらフットボールとは言っても、こんなに毎試合怪我人って出ちゃうもんもんなのかな??


 これで明日のトリートメントは忙しくなることでしょう。



 ちなみに試合勝ちました。この前のマイアミの時より歓声が凄くてびっくりした。やっぱ本拠地はいいな。


 


 



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 今日は試合前日なので軽くフォーメーション確認のみの練習。久しぶりに練習中いろいろと考え事が出来た気がします。天気もそこまで暑くなったのでついつい立ち寝しそうだったけど。


 

 明日は同じフロリダ州のタンパにある Tampa Bay Buccaneers との始めてのホームゲームが行われます。Bucks は2003年のスーパーボウルチャンピオン。その時ちょうど試合開催地のカルフォルニア州のサンディエゴに居た僕にとってはちょっと馴染みのあるチームでもあります。

 
 そのBucksで僕と同じようにサマーインターンをされている2人の日本人の方に先ほどお会いしてきました。


 先週のマイアミに続いて同じ日本人でインターンをされている方はどのチームを見てもそれほど珍しいことではありません。いまやほぼ全チームといっていいくらい日本人インターンがいるんじゃないでしょうか??

 
 こうやって同じポジションで働く人と出会いお話が出来ると非常にいい刺激になります。他のチームは全く違ったプログラムがあって仕事内容も違ったり。いい情報交換も出来たと思います。


 明日はお互い同じ球場のサイドラインに立つわけですが、試合前にでも時間があればまた話がしたいものです。


 さて明日は試合が夜の7時半なのに集合が朝の6時です。意味が分かりません。



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 ここ数日練習の予定がコロコロ変わります。それも30分おきくらいに。


 今日は予定では午前中の練習でおしまいだったのに、ヘッドコーチの一言でその後にトリートメントが5時から入ったし。そのために僕らトレーナーは1日中監禁でした。トレーニングルームにいれば勉強できるんだけれど、さすがに今日は肉体・精神的にくたばっていたので予定通り帰りたかった。。。


 でも僕らはまだましなほう。練習や試合のデータを収集するため働いているビデオ係のインターンの人たちは分単位で予定が変わるよう。コーチから急に夜中電話があり「○○年の対●●との試合前の週のディフェンシブラインだけの練習を明日の朝までに編集してくれ」などと無理やりな注文をしょっちゅう来るようです。なので最低1人は夜中も常に働いているようです。


 チーム人事部のインターンだって一緒。激しい時は毎日にのように選手のトレードが行われるNFL。一日中デスクの前でコンピューターと睨めっこをしてあらゆるチームや大学に電話をかけているそうです。他にも各選手のエージェントとの契約更新の話だとかも。。。


 こうやってトレーナー以外のインターンとも普段食事などをしているので、いろいろな情報が入ってきます。


 どの部署にも共通していえること、それは「予算は気にせず、チームに貢献するのであればいくらでも使え」ということでしょう。


 こんな贅沢な世界を見れるのもこのインターンの魅力でしょう。



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 今日で正式にキャンプは終了し明日からレギュラーシーズン中と同じスケジュールで練習が進められていきます。

 
 最後の練習は午後1時からの猛暑の中での練習。僕も今日はいつも以上に気合を入れて頑張ってきました。1名目眩を訴える選手が出ただけで熱中症などの症状は出ずに済みました。


 しかし1人怪我人が出没。アキレス腱断裂です。


 メンバー登録を控えたこのキャンプ中、思いがけない大怪我に本人も涙していました。(実際痛みで泣いていたのも確かなんだろうけど。。)


 それにしてもアキレス腱断裂を馬路かで見たのは初めて。話には聞いていましたが、断裂の瞬間ものすごい音がなりました。冗談ではなく本当に近くにあった大きな板がコンクリートに倒れたような「バチン」という鋭い音が聞こえました。


 音も凄かったけど患部にも驚きました。アキレス腱が無くなってスネの位置と足の指の位置が一直線になってかかとがブランブランになった状態。

 
 自分のアキレス腱を触ってみれば分かると思うけれど、この腱は常にゴムをピンと張った状態のようなもの。そのようなものが切れてしまえばそれほどの音もなるわけです。


 ちなみに毎日僕は同じように昨シーズンの頭にアキレス腱を断裂した選手のマッサージを担当していますが、その手術後の傷跡と異様な組織形成を見るとよく人の体はこれだけの回復能力を秘めた生き物だとも感じます。


 練習後足首を完全に固定されて車椅子に座っていたその選手を発見。


 「いやーまいったぜ。切れちゃうとはな。。タカシ(昨日のルーキーショーより)はあと2週間頑張れよ。俺のすげープレーを見せれなくて残念だよ。」とニコニコしながらも目元が潤んでいました。


 怪我は本当に魔物です。



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 今すごいいい気分でこの日記を書いています。1つは今日で2部練キャンプが終わったこと、2つ目は昨日話した「ルーキー・ショー」で爆笑の渦を取れたことでした。


 本当は今日が2部錬の最終日だったはずなのに、なぜか午前の部の練習がキャンセル。ミーティーングとか言いながら、映画鑑賞してました。ただこのときルーキー達は別の部屋に閉じ込められてどうやら午後に行われた「一発芸」の準備をさせられていたようです。


 練習がキャンセルになったので僕らも衣装作りや振り付け合わせなどに時間を費やすことが出来ました。


 実は昨日なんだかんだで2時半まで皆で徹夜してネタを作っていました。


 結局80年代前半のアメリカコメディー映画の"Revenge of the nerds"という映画をパロディすることに決まりました。ちょうどその登場人物の中の1人に「タカシ」というインディアンがいた事から僕は即その役に決まり。


 実際映画の中で披露されたダンスを皆でやろうと決めました。


 
 で、開始10分前全ての衣装がそろい写真撮影。

 


 もうチームの中で僕らのネタが噂になっていたことから、僕らは一番最後に発表。前にネタを披露したルーキーたちの中にはあまりのスベリようにペットボトルを投げられたりしていました。もうみんな緊張からか顔が引きつってたし。「先週の試合よりも緊張した」という選手も中にはいました。


 昨日テレビ中継があるといいましたが、それはまったくのハッタリでした。それでも150人近くの人が集まり、僕らの発表の後にはスタンディングオーベーションまで起きたほど。気持ちよかったです。


 シーズン開始に合わせてこのルーキーショーのDVDを発売するような噂も流れ始めました。


 断髪式に続きまた新たな思い出が作れました。


 
 



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