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Calender
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HN:
Yutaka
性別:
男性
職業:
大学4年生
趣味:
いたずら
自己紹介:
アスレチックトレーナーになるべくアメリカはミシシッピ州にある The University of Southern Mississippi にて修行中。

コメント・ご連絡お気軽に。

yutaka2@hotmail.com
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 実は明日でキャンプが終了します。明後日からはシーズン中と同じスケジュールで予定が進みます。なので明日が最後の山場です。


 その最終日である明日に、なんとしてもやらなければならないことが発覚しました。


 日本もアメリカも変わらないなと思うことなんだけれど、体育会ならではの儀式である、「一発芸」のようなものがルーキーのために開かれます。


 ついこの前髪の毛を刈り上げて終わりだと思っていたルーキー達はこれを聞いてかなり顔が引きつっていました。


 そんな話を聞いていた僕らインターン生もなぜか巻き沿いにくらてしまい、僕らも明日パフォーマンスをしなければならない事になりました。


 "Rokie Show" と呼ばれるこの儀式、今までは選手だけのものだったらしいですが、今回僕らトレーナーが参加するのはチームの歴史で始めてのことだそうです。そんな経験が出来て僕はついているのか、それともついていないのか。。


 会場には選手全員、コーチ陣、チーム関係者、報道陣が出席して、ローカルですがテレビ放送されるようです。


 
 この知らせを聞いたのは夜の練習中。今から仲間と一緒に衣装を揃えてきます。今夜は眠れないでしょう。


  
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 試合の翌日はトリートメントのみ。朝10時からと午後の5時の2部に分けてトリートメントを行いました。

 
 昨日負けたのにもかかわらず、いいプレーをした選手は非常に機嫌が良く、僕らインターン生に100ドル札を渡し朝食をご馳走してくれました。ぶれっくふぁーすとで100ドルも使うのなんてこれが人生で最初で最後でしょう。20ドルで十分です。


 昨日の試合で2人の選手が足首を捻挫しました。幸いなことに大事には至りませんでしたが、怪我で出遅れるのはこの時期選手には非常に辛いものです。

 
 なぜならプレシーズンマッチ中には選手が削られていきます。昨日の試合1試合でもすでに何人かカット(首)にされるであろう選手のリストが噂ですが流れてきています。


 生き残りを賭けた選手達の選手生命を僕らはサポートする立場にいるので、これからも気が抜けません。


 
 そんな僕らがこのチームで怪我予防・治療としてよく使うものがこれ。

 
 

 「グラストン」というステンレススチール製のとても重みのあるディープティッシューマッサージ用具。その素材と重量性を生かし、手では届かない患部を刺激するというもの。

 
 マッサージやツボを刺激する治療が目立つここのトレーニングルーム。ヘッドトレーナーが理学療法士ということもあって、これらの深部組織の治療法を用いています。


 そんなこともあって僕らインターン生もこのグラストンなどを使って実際自分たちの手で選手の体に触れる機会が増えてきています。


 僕の通う大学ではそれほどマッサージは利用されていませんが、ここでもっと経験を積んで今後に生かしたいとも思っています。


 
 マッサージを受けている選手は自然とウトウトしてきます。


 今日マッサージした選手はそのまま眠りに落ち結局お昼の休憩時間まで寝ていました。


 
 



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 昨晩はプレシーズンマッチ(オープン戦)の初戦が同じフロリダ州のマイアミにて行われました。


 僕にとってはNFLの試合でサイドラインに立つのはこれが始めて。国歌が流れた後の満員の観衆からの声援に鳥肌が立ちました。自分の声がかき消されて聞こえないくらいすごかった。プロの選手と一緒にそんな雰囲気を味わえたことに感動しました。


 試合内容はニュースでチェックできることなので、遠征の裏話を紹介したいと思います。


 
 試合前日は軽めの練習。食事を済ませ、スーツに着替えてまずは空港へ。この時僕らトレーナー陣たちももちろん正装。真夏なのにスーツのジャケットを着ることが決められています。何度も言うようですがあくまでもプロフェッショナルということです。


 ルーキーと僕らスタッフ陣はスタジアムから空港まではバス。その他の選手達は空港集合となります。


 


 写真は倉庫に次々と停められていく選手達の高級車。ここで軽くセキュリティーチェックを受けそのままチャーター便に向かいます。


 


 飛行機の中はゆったりで、僕らインターンでさえ1人につき2人分のスペースが与えられます。

 添乗員が常に通路を巡回しているので欲しいものをいつでももらうことができます。

 

 ちゃっかしナプキンまでチームのロゴ入りでした。


 

 マイアミに着くとすぐにホテルまで向かうためのバスが飛行機の横で御出迎え。

 


 パトカーが各バスの前後に着き、町の交通を一時的にシャットアウトし僕らをホテルまで先導。道を歩いている人が手を振っているのを見ててちょっと偉くなった気分さえ感じました。


 
 ホテルに着くと僕らトレーナ陣はすぐにトリートメントの部屋を確保しセットアップ。その夜に治療が必要な選手達に夜の予定などを聞いて彼らの希望する時間にアイスを持っていったりマッサージなどのサービスを提供します。

 
 僕の仕事は夜8時頃に終了したので、相手のマイアミ・ドルフィンズにて現在シーズンインターンをされている日本人の方とお会いすることができました。1年間チームと帯同するその大変さが話を聞いてて痛感しました。もし自分がその立場になるとしたらできるのだろうか?そんなことを考えるとお話が出来て凄く良かったと思います。


 
 試合当日は午後一でトレーナー陣はスタジアムへ向かいロッカールームとトレーニングルームのセットアップ。テーピングや応急処置に関してはスタッフの3人が全てやるので僕らはフィールドのセットアップだけだったので比較的ゆったりと出来た気がします。


       
 

 ここドルフィンスタジアムはMLBのフロリダ・マーリンズも兼用している球場。そのため内野の土が所々にあるためちょっとフットボールでは珍しいフィールド。ドルフィンズはNFLで5本の指に入る裕福な球団のため、スタジアムは素晴らしかったと思います。


 試合は負けてしまいましたが、ルーキー達はプレーできたことでようやくこわばってた顔が笑顔に変わったと思います。僕自身も次からもっと頑張れると思うし、改善しなければならないことも学べたし、とてもいい経験が出来ました。

 
 でも、正直疲れた。。



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 一昨日昨日とキャンプが始まり一番忙しい2日間でした。


 外は暑くて脱水症状になりかける選手が山ほど出るし、その猛暑のせいで選手たちはグランド上でのイライラがピークに達し怒鳴られるし、僕自身も五厘にしてしまったせいで頭が暑くてしかたないし。


 忙しくなりやることが増えて疲れるけれど、むしろいろんな怪我人が出てくれれば出るほどいろんな怪我が見れるし、上司たちは積極的に僕らインターン生に選手を触らせてくれるし。とにかく学ぶことがいっぱいで満足しています。


 
 しつこいようですが先日ルーキー達と共に行った断髪式の翌日、カメラマンの人が僕らの無様なヘアスタイルを無断で激写し、それをチームのオフィッシャルサイトに載せるという事件が発覚。


 以下がそれらの写真です。


   Yutaka -ATS- Southern Mississippi

   Jason -ATC- Florida International

   John Broussard -WR- San Jose State

   Justin Durant -LB- Hampton

   Chad Nkang -LB- Elon

   Derek Landri -DT- Notre Dame


 この恥ずかしさをバネに頑張れ!
 




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 今日はトリートメントのみで午前の部と午後の部に分けて行いました。

 2つのトリートメントの間に今週末の遠征に必要な用具を整理したりしました。昨日のミーティングで言われたとおり、一人一人がしっかり目的を持って今日は行動できたので仕事もスムーズに行えました。


 午後のトリートメントが終わった後、上司から「残りの髪の毛をそぎ落として欲しいとコーチから言われた」と告げられました。


 どうやら昨日の練習中、選手・コーチ陣が僕らの頭にばかり目が行ってしまい集中力が保てなかったというのが原因だようです。それに今週末は遠征もあるので、さすがにこんな頭でスーツ姿でチャーター便に乗って敵地には足を踏み込めないということもあります。


 なので今さっき残りの髪をそぎ落としてもらいました。たった2日間だけでしたがこの事は一生忘れないでしょう。


 そして実に6年ぶりの五厘刈り。全てが頭に引っかかってしまう感覚、久しぶりです。ちょうど天気も暑いことだしちょうどいいでしょう。


 
 午後のトリートメント中に今年ドラフト1位でフロリダ大学から入団した選手のマッサージをするチャンスを貰いました。

 レジー・ネルソン (Reggie Nelson) という選手で、体はそこまで大きくはありませんが、全身しなやかな体で、今までマッサージした選手の中で一番筋肉が”柔らかい”感じがしました。すごい弾力性があり筋肉がグミみたいな感触。

 

  
 セーフティーとして活躍した彼には昨シーズンうちの大学のフットボール部が完璧に抑えられてしまいました。そんな話もしたり、フロリダ大学のフットボール部の話をきいたり、彼自身が取り組んでいる特別なトレーニング方法だったり、メンタルトレーニングだったり、いろんな話ができて非常に勉強になりました。


 プロとして始めてのシーズンでさすがに体が参ってきている様子。そのせいでメディアやファン達が最近うっとうしくなっているようです。でもプロとしてそこは抑えなければならないということを彼自身自覚しているようです。


 彼には頑張って一流選手になって欲しいです。

 



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 早くも2週間が終わろうとしています。非常に内容の濃いインターンで思った以上に勉強させてもらっています。

 
 今日もメインスタジアムでの公式戦を想定した練習。内容は昨日よりはるかに緩いものでしたが、流れは試合当日と同じもの。試合前の儀式からなにから公式戦そのものでした。ちゃんと試合前に国歌まで流れたし。なんせ1週間後の今日はマイアミでプレシーズンマッチの初戦。選手を含めチーム全体に試合のムードを作らせるという目的だったのでしょう。


 練習後この2週間を振り返ってのトレーナーのミーティングが行われました。内容の80%が説教でした。疲れが溜まってきてちっちゃな過ちが積み重なり結局は大きなミスへと繋がったしまうというサイクルが成り立ってきてしまっています。


 上司は非常に几帳面な人。プロに携わっている以上全てにおいてプロフェッショナルでいたいという考えが強い方です。僕らはアスレチックトレーナーにまつわる仕事をしているけれど、ここはチームが会社であるので周りの皆が僕らの行動を見ていると思えと言われました。


 トレーニングルームでバンドエイドを補充したりする仕事だって立派なアスレチックトレーニングの勉強。将来自分が部下を持った時、そのバンドエイドが1シーズンで一体何枚必要なのか?そういった事務的な事も仕事に含まれてくるわけです。なので補充するたびにそういうことを考えろとも言われました。


 だからもう一度このインターンに身を置いている事を考えて、寝てるとき以外は全てが勉強だと思えと。 


 厳しい事を言う人だとも思うかもしれませんが、彼も忙しくない時はバンドエイドの補充も僕らと同じようにする人です。こういう人が僕の求めていたタイプの上司かもしれません。それほどこのアスレチックトレーニングが好きな人なんだなと思いました。


  
 長いミーティングの後インターン生だけで集まり明日からの目標を共に立てました。これも上司の求めていることなんだと思います。日に日に仲間との絆が強くなっている気がします。

 
 お互い普通におならを出来るようになったことがその絆を証明していると思います。

 
 

 写真は昨日断髪をしていただいたジョン・ヘンダーソンとパーティーを企画中のマーカス・ストラウドがあまりにもの疲れにいら立ち昨晩買ってきたというマッサージチェアーです。

 



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 今日は何だか朝からルーキー達の様子がおかしい事に気づきました。ロッカールームからなるべく遠ざかったり、団体で行動したり。


 ロッカールームの先日日記に書いたポールのストレッチをしていた僕は、彼にそのことを聞いてみました。すると、今日は毎年ルーキー達に対して「断髪式」を行うとの事。それもタダ単にボウズにするのではなくて前髪だけ残したり、ラインを入れたりといかに恥ずかしい思いをされるかという、プロ1年目の彼らにとってこれがプロへの最初の関門なのです。


 そして次々とルーキー達が超大型のラインマン達に襲撃されロッカールームでその式が行われました。中にはあまりにも嫌がり逃げようとしてパンツが破けるというハプニングまで。それでもみんな何だかの細工を施されとてつもない頭に仕上がりました。


 そんな光景を笑いながら見ていた僕に、ポールが突然起き上がり僕を持ち上げ、一気にラインマン達が手足を固定しその式が行われている椅子へと運んでいきました。


 もう7対1では何をやっても勝てるわけがありません。もうこのチームに身を預けた以上これには抵抗できません。


 そして僕は光栄にもNFLプロボーラーであるジョン・ヘンダーソンから一気に頭のど真ん中をまっすぐに狩って頂きました。ご丁寧に両サイドは残していただいて、とんでもないヘアスタイルが決まりました。


 これを皮切りに他のインターン生も引きずられ次々とバリカンの歯が気持ちいいほどにロッカールーム内に響き渡りました。


 
 あいにくこの日は紅白戦。場所はメインススタジアム。無料一般公開、チアリーダー、オフィッシャル・レフリー、そしてテレビ中継のオマケつき。この「断髪イベント」を知っていたテレビ局のスタッフ達は試合中にもかかわらず僕らをズームアップしたり個人インタービューをしたり。


 それでも5万人の観客、ブラウン管の向うのファンの人たちみんながこの無様な髪形を見たかと思うと、逆に吹っ切れて嬉しい感じさえしました。


 試合後は選手達に「よくそんな残酷な髪型で文句一つ言わずに汗流しながら水を運んだ!」と賞賛され、一気にチームからの評価がアップしました。

 ある選手からはすでにキャンプ後に行われるパーティーにも招待されました。


 せっかく掴んだこのインターンのチャンスなんだから、できることは何でもやりますよ。弾丸精神で。


 最後に「断髪式」直後の僕らの雄姿をご覧ください。


 



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今日はインターンが始まり始めて給料を貰いました。インターンなのにお金をもらえるなんてなんて贅沢なこと。本当ならばこれだけいい経験できるのだからお金を払わなければならない立場なのに。毎週木曜日が給料の支払日なのでまた来週が楽しみです。


 仕事は大分なれたきた気がします。だんだんと居心地もよくなってきたし、仕事仲間や選手との距離もだんだん近くなってきました。


 そのおかげで積極的に自分から選手と話したり、トリートメントに接するようになりました。ボスからの「気づいた事は常にメモ帳に書け」という指示のおかげで毎日最低5ページくらいはメモを取っています。こういうことを学校に戻ったらプログラムに取り入れたいと思っています。


 

 さて今日も日本にまつわる選手の話をしましょう。


 クリス・ナオエレ


  
 
 ハワイ出身のベテラン選手です。


 日本語レベル中の中といったところ。結構喋れます。

 
 ハワイということもあって日本人との接点が他の州に比べてはるかに多いのですが、特に彼は特別。どうやら実家がハワイのお土産屋さんだそうです。


 子供の頃親と一緒に店番をしてたおかげで、それなりの日本語を知っています。


 例えば、


 「いらっしゃいませ」

 「袋に入れましょうか?」

 「1列に並んでください」(おそらくレジ待ち)

 などなど。


 顔のわりにすごくソフトな優しい声で発せられる彼の日本語にいつも癒されています。


 今日は昼の練習中、汗だくで今にも吐きそうな顔で、

 
 「水をください」と一言。

 
 彼最高です。今シーズンの活躍を祈ります。


 



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 先日怒られたこともあり、今日はみんな頑張りました。選手からもお褒めのお言葉も頂きました。


 今日は奇跡的に1回の練習のみで終了。練習終了と同時に速攻で片づけを済まし仕事が終わったのが5時。その後、チームイベントであるハワイアン・パーティーのようなものに参加。パイナップルがたっぷり入った料理をたらふく食べてきました。


 そんなわけで暗くなる前にホテルに戻ったのはまさに1週間ぶり。今足を少しだけ高い位置に上げてアイシングをしながらパソコンをいじくっている状態です。


 今日は今泊まっているホテルの話を。


 

 
 写真は僕の部屋が位置する階のロビーに設けられた「ゲームルーム」というところ。ここには特別に選手・スタッフのために軽食が用意されています。大型テレビ、アーケードゲーム、パソコン、と何でも揃っています。

 ここで僕らトレーナーは毎日1人ローテーションで見張りをする仕事があります。炎天下の中での厳しい練習から帰ってきた選手が去年この部屋で倒れ救急車で運ばれたという事実もあるわけで、僕らは医療用品一式、アイスバックなどを常に用意しています。今のところは痛み止めなどの薬品やらアイスやらで済んでいますが、今後大掛かりなことが起きないことを祈っています。


 5階建てのこのホテルの4階と5階に選手とスタッフが滞在していますが、各階にいるボディーガードの数が半端ではないことに僕は驚きました。とくにスーパースターの部屋の前にはパーソナル・ボディーガードが立っていて、若干他のガードマン達よりガタイがいい感じさえします。


 警官も24時間体制でホテルを厳重に包囲していて、普通にホテルを歩くだけでもいろんな人の目線を強く感じます。


 もう一つ凄いと思ったのは駐車場。まるで車の展示場です。

 ベンツやらBMWやらボルボやらフェラーリやらポルシェやら。すごいホイールを履いた全面スモーク貼りのピッカピッカの車達が駐車されています。そんな中に僕らインターン組みが運転するKIAのバンが停まっていることもある意味凄いことの一つです。

 
 そしてそのKIAの駐車位置は最低5回程ギアを入れ替えしなければ他の超高級車達にぶつかってしまう位置にあります。なので朝の5時から僕らインターン組みのヒヤヒヤ時間が始まるわけです。


 こんな感じでホテルは凄いです。こういった選手のプライベートに接触できるということも僕の求めていたことの1つでもあると思います。


 



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 キャンプが始まりもうヒーヒー言ってます。キツイとは聞いていましたが噂以上に疲れが溜まっています。昼休みはないし食事時間もろくにもらえないし、高校時代の夏合宿を思い出させるほどです。まあ疲れに関しては取れるわけがないので慣れるしかなさそうです。


 一昨日、昨日と上司の一人から説教を受けました。一人一人ロッカールームに呼ばれ10分ずつほど怒られました。


 内容は、


1.選手達の前で疲れた顔を見せすぎ。

2.グラウンドで全力疾走できていない。

3.プロを相手にする姿勢が無い。

4.インターン同士のコミュニケーションが足りない。


 とのこと。


 短大、そして現在大学でも何度か怒られたことはあるけれど、これほど叱られたのは初めて。これで目が覚めました。


 相手はフットボールを本職として生きているトップアスリート。なのでそれをサポートする僕らの責任は大。その意識が僕らインターン生には欠けているようです。話すときも一言一言慎重に言葉を選ぶようにも言われました。英語を母国語としない僕にはこれが一番のネック。

 プロと大学の大きな違いはチームがあくまでも会社であること。なので僕らトレーナー達もいろいろな部署の人たちとコミュニケーションを取る機会があります。医学用語だけでなく、ビジネス用語だったり、いわゆる業界用語も使われています。そこに僕は一番の遅れを感じています。


 プロフットボールに限らず、もしアメリカで将来働くには大変なことなんだと現在痛感しています。


 
 その一方で選手達とはうまくやっています。

 
 やっぱり日本人ということで他の人以上にインパクトがあるし、健康面や私生活においても日本食や日本製品に興味を持っている選手にとっては僕と話していて非常に興味があるようです。


 中でもポール・スパイサーという選手には毎年日本に行き、温泉につかりお灸をして、秋葉原で買い物をするという年間行事があるようです。


 


 温泉が大好きらしくて、お土産で温泉の素をいつも買うようです。そしてこのキャンプ中も練習の前後にお湯にゆっく~り浸かっています。

 
 いつか箱根の温泉に一緒に行きたいものです。


 彼以外にも日本好き秘話があるので後日お伝えします。






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 昨日選手全員がホテルにチェックインを済ましたので、ホテルは超厳戒態勢に入りました。


 フロアに2人ずつガードマン、そしてエレベータにも常にガードマンが乗っているという状態です。そして1階のロビーには女性ファンが毎日のように朝からたかっています。チームにかかわっていれば誰でもいいという熱狂的なファンのために僕もサインをしました。決して気分の悪いことではありません。

 


 今日から本格的な練習が始まりましたが、正直思っていたより辛かったのが本音です。常に頭を動かし、トランシーバーを操りながら行動していましたが、スタミナが切れかけてしまいました。


 体力というより精神的な部分に錘がかかっていると思います。というか、かけてます。あくまでも僕らの患者はプロ選手であって、このスポーツでどれだけやっていけるかが彼らにとっての全て。僕らが早期発見しなかったり治療を怠ったりしたら億単位の給料が動くわけです。なので直接リハビリには関係ないけれど、常に寝そべるテーブルをホコリ一つないピカピカの状態にしてあげたり、靴を脱いだら揃えてあげたり、と少しでもトレーニングルームでのストレスを最小限にとどめてあげることを心がけています。

 
 今日一日終わってみて疲れはすごいけれど、僕には5週間しかありません。その短い期間でどれだけ自分を「出せるか」が勝負だと思っています。




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 昨晩は夕立が降り雷がどこかにヒットしたらしくネットがシャットダウンされてしまいました。


 雨がやみ球団オーナーのBBQパーティーに招待されたので足を運んできました。本当にアメリカの億万長者が住んでいるような家(実際そうなんだけど)で、出てくる食事も10ランクくらい違うものでした。もちろんたらふく食べました。


 明日から選手が来るということで、今日で休み時間がもらえるのも最後。これからフロリダにいる間にしたいことの1つである英語の先生との再会を果たしてきたいと思います。どこやらかかなりいい感じのバーがあるということで今のうちに仮眠をしとけということです。


 今日は練習場のセットアップを完了させました。いつでも練習が出来る状態になっています。あとはリハビリの種類を説明してもらったり、このチームで行っている基礎的なトレーニングを学びました。


 そういえば今日球場内をサングラスして歩いてたら突然、

 「ナイキのサングラスなんてだめだぞ。」と。


 「うちはサングラスはオークリーだからな。」


 といわれたので「オークリーは欲しいけど高くて変えませんよ。」


 するとちょっと待ってろと言ってどこかに行ってしまったあるスタッフ。


 そして戻ってきた彼の手にはなんとそのオークリーさんがありました。


 


 「これからこれをかけろ」と言われいきなり貰っちゃいました。

  
 お金あるんだな~とつくづく感じました。


 
 仕事はわりと早めに終わったので、これがキャンプ中最後になるであろう筋トレを実行。むしゃくしゃしてたものを晴らすべく今日はボクシングをしました。


 
 
 ちょっと夢中になりすぎで前腕がプルプルいってます。でも何だかスッきり。


 さて明日から忙しくなります。どれだけ肌が黒くなるかにも僕は注目しています。


 
僕&ルームメイト



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 昨晩はインターン組みで夕食に出かけました。別に誰のリクエストでもないのに食べた場所はスシレストランでした。どうやらインターン生の中で日本食嫌いはいなそうなのでこれから苦になりそうになりません。日本が国だって事もちゃんと分かってるし。


 昨日スタッフから言われた事の一つに、「とにかく何かやってろ」というものがありました。


 与えられた仕事が終わっても、他がまだ仕事に取り掛かっていればその人を助け、無くても何らかの仕事を自分で探せということ。手が動いてなかったら後は無いとも言われています。だから奇麗な机を更に拭いていてもそれは認められるという事。ここのトレーニングルームではボケーっと立っていることはまずダメなのです。


 だからなるべくスタッフの近くのテーブルの整理をしたり、選手が治療をしている付近で掃除をしたりして、スタッフがやっていることや話していることを密かに観察しています。


 今日もちょっとしたミーティングがありスタッフからキャンプ中の注意事項を伝えられました。


 まずは「楽しむ」ことです。猛烈な暑さで疲れとストレスはピークに達するだろうけれど、僕らインターン組みに与えられた時間はこの1ヶ月だけ。その中でいかに自分の持っているものを出し、そして多くのことを吸収しなければならない。だからそんな環境の中でも「楽しむ」ことが全てだと教えてくれました。


 2個目は決して「もったいない」と思うなということ。ビックリしたことは、タンクに入れる水は全て水道からのものではなく、毎日飲料水会社から届く新鮮な飲料水を使うことです。これはトレーニングルームでも一緒。手を洗う以外の水は全て飲料水。

 テープに関しても「テープが芯に近づいてきて巻きづらくなったら捨てろ」と。短大や高校で働いていた時には最後の最後までテープを使い切ることが当たり前でした。これまで僕が働いてきた現場ではまずあり得なかった事です。
 

 ここでは最後の30センチ分のテープなんて剥がすだけで時間が掛かるし、余計な力が加わりシワや締め付ける元になるということのようです。テープは消耗品、なのでいくらでも使えと指示されました。でもそれなりのテクニックがあればそのような問題は解決できるのでは。。。とも心の中では思っていました。


 まあお金があればこれだけの贅沢が出来るのは当たり前だが、それは一流のアスリートをサポートする上では必要な事なのかなとも思った。


 そんな贅沢の世界に身を置いている僕は今日NFL承認のボクサーパンツを2組頂きました。

 

 これ穿いてキャンプの夢でも見ろということでしょうか?


 そんなボクサーを穿きながら今こんな夜景を見ています。

 
 
 



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 1日目が始まりました。1番ビックリしたのは僕以外のインターンの人たちは既に国家試験を合格していて既にフルタイムとして働いていた人だけ。したがって学生は僕1人。軽く焦りました。それでも皆いい人ばかりで「一緒に頑張っていこう!」と誓い合いました。


 さて今日は朝一でスタジアムにあるトレーニングルームへ。スタッフの3人や用具係の人たちと顔合わせ。たまたまリハビリできていた選手が来ていて、いきなり体の大きさに驚かされました。4大のレベルが今まで見た中で一番大きなサイズだったのが、一気に覆されました。頭の中で選手達のストレッチする自分の姿を考えていたら汗が出てきそうでした。


 始めは施設巡り。凄いとは聞いていましたが想像を絶するものでした。いくつか今までに見たことの無いリハビリ用具などもいくつか。。。(実際はあまり使っていないらしい)


 これから5週間毎日使う通路や倉庫の説明を受け、倉庫の整理やトレーニングルームの整理整頓に午前中は時間を費やしました。


 午後はキャンプ中に着用する服や靴などを貰い、給料に関しての書類等を済まし、残りの仕事を終え1日目が無事終了しました。


 最初はみんなお互いを探り合っている状態だけれど、それも時間が来れば自然と緩んでくるでしょう。早く自分の立場を確立させてこの場所を心地の良い職場と変えていければと思っています。


 今日の写真はこんな感じです。

       


 



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 昨晩は興奮と緊張感からかなかなか寝付けませんでした。

 
 やっとフライトの時間がやってきたとおもったら、また遅れ。乗り換え地点のアトランタでメンテナンスやらなんやで1時間程遅れるも、無事ここジャクソンビルに着くことができました。


 到着寸前まで知らされてなかった目的地も、すでにキャンプインしていたイヤーインターンのクリス君に迎えに来てもらいました。そしてもう1人ロスからやってきたダニエル君も遅れながらも一緒に到着していました。


 ホテルはとても奇麗なところで、なぜか1人部屋です。2ベットあるのに・・・

 
 金があるのかなんだか分からないけれど、まあいきなりプロの凄さを実感しています。


 明日は早速朝早くからスタジアムに召集がかかっているので、今日は寝ます。


 できる限り日記は更新していきたいと思っています。





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 昨夜は嵐だったようでとても外でジョギングをするような天気ではありませんでした。至る所で木々がなぎ倒されたようです。

 打って変わって今日は晴天。最後の夏休みということでバイクツーリングに行ってきました。普段は学校の近くにあるコースを走るのですが、今日はジャクソン市内のコースを回ってきました。


 自転車はもちろん持って来ていないので、今泊まっているエミリの家のものを。それがなんとレーシング用のもの(前につんのめるやつ)で、細いタイヤに超軽量のボディーには感動しました。まあとても買えるような値段じゃないけど。。

 
    


 ジャクソンは州で一番大きい市ということもあってたくさんのコースがあります。その中でも一番有名なのが「ナチストレース」というた自然に囲まれた南北に走る長いハイキングコースです。


 今は改築中のため3マイル程度しか走れませんでしたが、普段使うコースに比べてアップダウンが激しく観光スポット的なものもあったのでそれなりに楽しめました。


 その後は場所を変え、大きな湖の周りをぐるりと回るコース。

 

 ただこの人口湖の周りのコースを回るにはかなりの時間がかかるということなので、今日は湖全体を見渡せる橋を渡るコースを走りました。ここはナチストレースとは違い車道と平行に走るコースなので十分な注意と排気ガスによる体を害するリスクはありますが、きれいな湖を見ながらのサイクリングは新鮮感がありました。

 夢中になってこいでいたらなんだかんだで10マイルほど走っていたようです。

 自転車に助けられたってこともあったけど。。


 明日はとうとうジャクソンビルに出発です。未だに空港についてからどこに行けばいいか伝えられていません。誰かが迎えに来てくれるのか、どうなのか、、まあどうにかなることでしょう。





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 インターン側から送られて来た書類には、僕が外人であるのにもかかわらずそれに関する必要な資料などを持ってくるようには何にも書かれていませんでした。

 しかし昨日知り合いの紹介で同じフロリダ州のマイアミのチームでインターンをされている日本人の方に電話をしたところ、僕が必要になるであろう書類の存在について聞かされました。

 その書類がないとお金が支払われない、とかなんとか。。これまでに送られた書類にはそんなこと一言も書いていないのに。単に僕が知らなすぎ??

 ちょっと心配になり今日の朝一でインターナショナルオフィスへ行ったところ、

 「何でもっと早く来なかったの!間に合わないじゃないのよ!!少なくとも1週間かかるわよ」と怒られてしまいました。

 そんなこと言われると焦ってしまうので、すぐに行動、

 その手続きを済ますにはまず、

 1、プログラムアドバイザー/ディレクター(=便)からの推薦状と

 2、インターン先からの正式な証明書だけ。意外と楽?

 
 あまりにも急だったので授業中だった便に無理矢理頼んで推薦状を書いてもらいました。「あなたがディレクターで助かりました!」と思ってもいないことを言うと、自慢げにウザイ日本語で「ドウイタシマシテ」とうれしそうでした。まあ便もたまには使えるかな。


 それにしても初め怒られたときは1週間かかるとか言われたのに、計算したら実質30分程度しかたっていませんでした。大げさんだよ。


 でもよく考えたらもしかしたらこの手続きなしでも平気かもしれないということ。

 なぜなら僕の今回の立場はマイノリティースカラーシップといって「少数派の生徒のための奨学金」という肩書きでお金を貰うため、給料ではないということ。あくまでも学費を外部の機関から受け取るというだけ。

 
 ただ、まだ細かいことはわかってないため、もしかしたらその奨学金以外にもキャンプでの給料にかわるものが支払われるかもしれないし。。話によると僕のインターン先のチームはちょっとお金に余裕があるということも耳に入ってきたし。。

  
 まあなんとかなるよね、便?







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JAX
 インターン先であるフロリダ州のジャクソンビルという町。本やらネットやらを使って町の情報をかき集めています。6週間だけだけど行くからにはおすすめスポットみたいなのを見落としたくないし、思うような自由時間はないかもしれないけれど、いろんな人に会いたいし。。
 
 そんな中、思わぬ人と再会できそうです。

 5年前、僕がまだ日本にいた時、近くの横須賀米軍基地で会話レッスンの先生をしてくれていた人です。いとこの紹介で出会った彼ですが、とてもよくしてくれて後半は先生と生徒というよりかは友達同士のように一緒に買い物なんかも行ったものです。

 現在巨人でプレーする山口投手がアメリカに渡る前にレッスンを受けた先生も実は彼です。

 
 ここ数年全然連絡を取っていませんでしたが、先日いとこの家を訪れた際、彼がジャクソンビルの基地にいるということを聞いたので早速連絡。昨日その返事が返ってきました。

 一度はジャニーズグループ「嵐」のある曲のプロモーションビデオにも出演した過去があったり、一度は金が欲しくヤクザのボディーガードを本気でやりそうになった彼も今では2人の子供の父。現地に着いたら飯でも食いにいこう!と言ってくれて今から再会を楽しみにしています。

 ほかにもジャクソンビル情報知っている人は教えてください。
 
 



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 インターンにから帰ってくる頃には授業を何日かスキップすることになってしまうため、行く前に担当の先生たちにあらかじめ伝えておこうと思い直接オフィスに行ってきました。


 5クラス取るうち3クラスの担当教授がスケジュールには未定だったので、アナハイムの学会でもお世話になったDr.パイランドに相談をしにいきました。


 この日記を見てくれている方ならもういい加減気づいているとは思いますが、うちの学部は今揺れ動いています。その震源地はディレクターであるベニート・ベラスケスこと便(ベン)です。一見映画俳優のような名前ですが、なんのこれっぽちも人気はありません。


 学部に入る前までは愛敬がよく僕は「勉」と呼んでいましたが、中身を知ってしまった今はすでに「便」になりました。


 そんな便がパイランド曰く、プログラムに来学期も残留するということを明らかにしました。さらに僕らのクラスはスタッフの1人が教えることにも決まったようです。博士号を取った「教授」が教えるのがまあ一般に考えられることなんですが、今回このような手に出たうちの学部にはびっくりさせられました。


 なお1つ下の学年のクラスは便が受け持つようです。


 若いパイランドたちが外からやってきて、今この学部が発展途上って時だったのに。。。またリセットされてしまいました。


 なんだか心配っていうよりも、面白くなってきました。ドキュメンタリーでも作れるんじゃない??



 
 
 



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 昨日の夜、今日の昼間と雷を伴う豪雨が降ったここ南ミシシッピ。てっきり昨夜の雨のせいで今日のキャンプは中止になるだろうと思いきや決行された。


 キャンプの形式は3週間行われたもとと一緒で、ヘッドコーチのジェフ・バウワーが主催する高校生対象にしたキャンプ。


 主催者であるジェフは前回と同様、開会の挨拶だけをし姿を消してしまった。ちなみにプログラムには「コーチ・ジェフとの写真撮影会 $15」と書いてあった。後で聞いた話によるとおよそ50人ほどの選手が親の要望もあって彼と写真を撮ったようだ。誰があんな詐欺コーチと写真を撮るか。


 キャンプは大きな怪我もなく順調に進んでいったが、問題は天気。


 試合場から練習場に移った途端、豪雨。雷も音が近づいてきていた。


 雷時の警告・責任はアスレチック・トレーナーにある。そのため雷の際は常に雷がどれだけ離れているかを把握しておかなければならない。

 事実、昨シーズンの練習中起きたことで、雷が半径5KM以内に近づいた時でも練習を続けた事がある。ヘッドトレーナーがその旨をコーチに伝えるも意見が覆されたと話していた。その後トレーナールーム以外にもこのことは問題定義として揚げられた。


 コーチが何を言おうと、これはアスレチック・トレーナーの役割の一つだ。コーチは選手のスキルを伸ばす立場であって、他の事は黙ってろってこと。


 
 雨が激しくなると共に、雷の音もだんだん近づいてきた。GA(Graduate Assistant =大学院生助手)のATCがすぐさまコーチに報告。始めはしょうもない理由で断られたようだが、中断をしそのままキャンプは終了した。


 コーチは「どうせ落ちやしねーよ」くらいのなまじっかな気持ちで対応していることだろう。まあ分かりの悪いコーチがコーチかも知れないが、僕らトレーナーにも信頼性の面で問題があることだろう。


 信頼されていればコーチも快く理解してくれることだろう。


 僕はフットボールの夏のキャンプには参加しないが、キャンプ前にコーチとの役割分担をしっかり確認するべきでは?とATCには伝えておいた。


 こんなところで躓いているんじゃ、いつまで経ってもうちのAT学部は改築されないことだろう。






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 2週間の旅行から帰ってきて、一気に旅の疲れが出た気がする。こんな田舎に住み始めて早5年目、自分のアパートに戻るとホッとした気持ちになるようになりました。卒業したら間違いなく出ていくだろうこの州だけれど、これからの自分の人生において大きな影響をもたらした場所になっていることは確かだ。


 旅行前にカバーしたいくつかのキャンプ。帰宅後には給料が支払われることになっていたがまだ届いていない。外人だから特別な手続きをしなくてはならないことは承知だが、一緒に働いたアメリカ人もまだ貰っていないようだ。


 先月の頭に働いた女子バスケット部のコーチから電話があり、まだ記入が必要な書類があるということでインターナショナル・オフィスへ。「税金の件で」といわれたものの、出された書類は5枚。さらに、今月頭に以前のパスポートが失効となったので、新しいパスポートの情報処理やなんやで時間をたっぷり取られてしまいました。


 明日もう1日フットボールのキャンプをカバー。もうペーパーワークはゴメンよ。






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 日焼けが痛すぎて寝返りするたびに目が覚めてしまったフロリダでの旅。ホテルのチェックアウトを済ましたら、30分ほど離れた違うビーチに移動。フロリダの海は東に行けば行くほど青くなっていく気がする。


 砂浜は白すぎてサングラス無しでは目が開けられないくらい。ついつい気持ちよくなって泳いで寝っ転がっていたら、さらに体がヒリヒリしてしまいました。


 アロエ配合のジェルを塗って少しは炎症を抑えていますが、もうシャツを着るだけで痛いです。


 それでもカルフォルニア→フロリダの旅は最高でした。


 



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 昨晩カルフォルニアから帰ってきましたが、国内線で時間通り帰れたのは今回が初めて。いつもは嵐とか故障とかで遅れがあるのに、今回はとてもスムーズに帰って来れました。


 帰って来て荷物を片付けた後、また荷造り。そう実は今フロリダ州にあるペンサコーラというビーチに来ています。


 カルフォルニアとの時差は2時間あるので時間がたつのを非常に早く感じている今日ですが、ここの真っ白な砂浜と真っ青な海を見ているといつまでも遊んでいられる気がします。


 今回はちょっと贅沢をしてビーチの目の前に位置するホテルに泊まっています。


         
 
 すでに背中がヒリヒリです。

 
 
 



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 今日でカルフォルニア最終日。2週間はあっという間でした。もともと妊娠中の従兄弟のための助っ人として来ましたが、思ったより僕が楽しんじゃったみたい。料理も教えてもらったし、子供たちともたくさん遊べたし、LA旅行にも行かせてもらえたし。

 
 よく考えたら毎年従兄弟の家には遊びに来ている。何か自分の年間行事の1つに組み込まれているよう。ここにこなきゃしっくりこないし。


 最終日の今日はアーニーとジャムで映画を見に行った。上映1週間たっていないのにもかかわらずすでに興業収入NO.1になった「トランスフォーマーズ」。


 映画を見てて自分が子供のころ見ていたオリジナル版が懐かしくなった。それと比べたらCGとかでかけ離れてしまっているが、それを知らないジャムを考えると、世代の違いを感じた。


 そして今はBBQで焼いた肉を食べながらMLB ALL-STARのホームランダービーを鑑賞。


 

 
 サンフランシスコで行われたこのジャイアンツの本拠地のライトスタンド後方には海。そこでホームランボールをゲットするべく詰め掛けたのはボートの群れ。


 普段からもバリーボンズのボールを欲しいがためにファンがボートに乗っているのが印象的。そのボンズが今回出場になかったのはファンにとってどれだけ残念なことだったでしょう。


 それにしても生きてるうちにこんなことやってみたいな。来年やろうかな・・・



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 昨日従兄弟からLAにで遊びに行ってくれば?と言われたので長男のジャムを連れて行ってきました。言われた直後に行こうとも考えたが、せっかくの大都市とういことで、昨日は1日中その計画に費やしました。


 メジャーなところばかりだとただのツアーと変わらないので、ちょっとマイナーツアーを計画。


 渋滞を免れるべく気合を入れて7時半出発。向かった先はサンタ・モニカビーチ。

 
             
 浜辺はホテルが占める               通称「マッスル・ビーチ」とも

 
 あまりにも早くついてしまったので、海の家などはまだ締まっていましたが、それでも朝から浜辺をランニングする人たちや釣りをする人たちでにぎわっていていい雰囲気でした。


 そして7マイルほど離れた、全米でも名門であるUCLA(University of California Los Angeles)へ。ここはキャンパスが大きすぎて迷ってしまったくらい。運転に集中しすぎて写真を取れなかったのが残念。


 お昼時になって今度はビバリーヒルズへ。


              

 著名人が数多く住む住宅街です。もう億万長者の皆さんが見たことの無い家々に住んでいました。近所づきあいとかどうなってんだ??


 右の写真はビバリーヒルズホテルというところ。ここはイーグルスという70年代のアメリカのロックグループが”ホテル・カルフォルニア”という歌の題材にした場所。日本でもこの歌が何かの主題歌だったはず。


 そしてお待ちかねのハリウッドへ。


            
 
 今日はたまたまハリーポッター何とかの発売日だったらしく、このチャイニーズシアターには出演者の全員がいたらしく、周りには10代の女たちの群れ。レッドカーペットも敷かれていたので後でテレビ中継があったことでしょう。


 ハリウッドに来たからにはやはり”HOLLYWOOD”のサインをと一番良く見える場所を探しながら運転していると、いつの間にか山の奥に。なんと着いた先が、散歩コースみたいなことろで、たまたまそこがサインがよく見える山でした。


            

 
 これにはジャムも大興奮。HOLLYWOODがもともと何なのか分かっていないのに「やっと来れたよ」なんて言っていました。

 
 サインをバックにするとそこにはLAの大パノラマ。この場所は車が無い限り交通機関が無いのでガイドには載っていないよう。ちょっとラッキー。


 そしてここからがマイナーツアーの始まり。


 まずはダウンタウンLAに位置するUSC(University of Southern California)へ。ここは2年前全米大学フットボールの覇者であり数々のプロボーらを輩出している学校。勉学の方も優秀でレベルの高い学校。


 あいにく日曜ということで私立であるこの学校には入ることができませんでしたが、南部とは違うキャンパスの建物が新鮮でした。治安的には決して良い場所ではなさそうです。


 そして僕が1番行きたかった場所だった、ROSE BOWL STADIUM へ。


   


 毎年1月1日にここで大学フットボールの試合が行われていることで知られています。


 10万人収容スタジアム、圧巻でした。写真で伝わらないのが残念なくらい。


 あと、オシャレだなと思ったのはスタジアムの周りにあるベンチ。各ベンチに歴代6年ごとの試合結果が刻まれていました。スポーツ大国のこだわりっていうのはこういう所に現れるんだなと。。


 どの旅行にも何らかの球場見学を組み込むのが僕流。マイナーツアーと名づけて会社作ろうかな。。。


 
 



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